お久しぶりです。
こんばんは、ノムリエTです。
今後もマイペースでの更新ですが、時間のある時は是非、お付き合い下さい。
さて、今夜は…去りゆく夏の日暮れにぴったりの一杯の登場!!
少し涼しくなってきたこれくらいの時期、夕焼け時はラムの出番です。
「カラン、カラ~ン♪」
ラムと言えばココ!
以前も紹介しました、新宿のラム&シガーバー「H」
9月上旬の18時代、まさにラムのゴールデンタイム。
空調を切り、窓と扉を全開にした店内には少しぬるくて、それでいて心地よい。夏の終わり独特の空気が入ってきます。
レゲエなどラテン系の音楽とオールディーズの映画を楽しみながら、2,3杯ビールをいただき、
「マスター♪ラム下さい。」
ココでは、私は銘柄の指定はしません。話の流れ、雰囲気、気候、などを考えてマスターの「Sさん」がチョイスしてくれます!
カウンターに置かれたのはウイスキーのテイスティンググラスに注がれた強い褐色の一杯…
エッヘン!
『サンタ・テレサはパンペロやカシケと並びベネヅエラ3大ラム酒と呼ばれています。このサンタ・テレサ1796は、1796年の創業から200周年を記念して発売されたこだわりのラム酒。
フランス製のオーク樽で4年~35年熟成させたラム酒の原酒をブレンドし、さらにシェリーの熟成システムと同じ「ソレラシステム」(一番熟成のすすんだラム酒を樽から出して商品化して、減った分を次に熟成しているラム酒で満たす。これを4段階の熟成期間の違う樽で順番に行う。)で6年間熟成させた、膨大な時間と手間のかかった長期熟成のラム酒なのです。
かなりの長期熟成のため、色合いはかなり濃いのですが、意外にサラッとしていてキレのあるシャープな味わい。ビターさのある芳ばしさと複雑味があり、繊細でエレガントな印象の余韻がの残ります。』
香はラム独特のゆったりとした甘さの中に、コニャックのような上品さが混じり少し複雑。バニラのようなエッセンスも特徴的!
かなりの長期熟成のため、色合いはそこそこ濃いめ!!
「サンタ・テレサ」の甘味はどっしりとしたまろやかさを感じさせてくれます。しかし重厚すぎるわけではなく、全体の調和はラムならではの軽やかさを兼ね備えています。
驚くほどまろやかな口当たりと、またまた、コニャックを思わせる高貴な奥深い味わいが魅力。
なのに、意外にサラッとしていてキレのあるシャープな味わいなんです。ビターさのある芳ばしさと複雑味があり、繊細でエレガントな印象の余韻がの残ります。
上品な甘味と長期熟成によるまろやかなコクが同時に楽しめるラムなんです。
細身のボトルに創設年の刻印、繊細なラベルの書体とイラスト、ボトルネック部のロウ留。そのスタイルにも生産者の想いが感じられます。
今夜はそんな「ベネヅエラの紳士」を片手に…
cheers!!!
ゴクッ!!!
サンタテレサ 1796 700ml(正規輸入品)(2) |

