証券会社の提案、40年で〇倍になりますのお話 | クワガタ・カブト ドタバタ親子日記と不動産管理 令和編

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大阪を中心に不動産投資と管理を行っています。この10年以上は物件の購入ばかりで、管理物件と借り入れが激増。賃貸マンション・オフィス・店舗・倉庫など、約800の店子さん相手に毎日奮闘しています

少し前にこの本を読みました

 

 

 

アスクレピオス事件の犯人の本です

 

丸紅の保証があるようにみせかけて、資金を集めるスキームの詐欺です

 

共犯者が丸紅の元社員で、商談を丸紅で行い、別人を丸紅の役職者にしたてて同席させ相手を信用させてました

 

いわゆる「ポンジスキーム」詐欺です

(詳しく知りたい人は本を読んでください)

 

騙された中にリーマンブラザーズも含まれていました

 

※ちなみにですが、ポンジスキームの語源は詐欺師のポンジからきています、スポンジではありません

 

・・・・・・・・

 

〇〇証券「息子さんにもお会いして挨拶するようにお父様から言われております」

 

私「いや、俺は会う気はないで」

 

親父は個人で株の売買をしています、その証券会社の担当から私にアポ取りの電話がかかってきます

(一部、会社の金も使って会社でも購入)

 

断ってたのですが、親父が何をしてるか把握する必要もあったため会う事にします

 

※ちなみに、親父は証券の担当に私に会うようにとは言ってません、証券は私とアポが取れればなんとかなると思ってます

 

当日

 

〇〇証券「まずは、こちらの商品です、たぶんTAIさんのお悩みは相続かと思います」

 

私「違うよ、俺の一番の悩みは親父だよ」

 

〇〇証券「えっ、どうゆことですか?」

 

私「あなた達が色々と相続について提案しても親父にその気がない、まだまだ長生きするのに相続なんて知らんっていってる、あの人が協力しないと対策もなにもできないですよ」

 

〇〇証券「・・・・・」

 

以前も書きましたが、相続対策に熱心なのは相続に苦労した経験がある土地持ちです

 

苦労した経験のない親父は全く対策をしようとしません

 

野良犬のような経歴しかない当社、親父が死んだときが本格的な相続のスタート

 

〇〇証券「では、続きましてこちらのスキームです」

 

私「なに?」

 

〇〇証券「まずは、100万ドルをご用意いただき、これをアメリカで運用します・・・・」

 

いや、100万ドルって日本円で約1億6千万やで

 

どこにそんな金があるねん、何故かみなに金持ちと誤解されています

 

〇〇証券「保険商品で運用して、40年後はいまの経済情勢でいうと約3.5倍になります」

 

私「あっ、ポンジスキームや」

 

〇〇証券「えっ、話聞いてました、違いますよ」

 

私「高配当をうたってお金を集めるポンジスキーム、今回の提案で違うのは償還期間が長いだけやん」

 

〇〇証券「きちんとした計算の上に成り立ってます」

 

理屈はわかりますよ、アメリカの利率で長期で複利で運用して

 

それが保険商品で死亡保障もはいって・・・・

 

40年間でどれだけの経済変動があるか、インフレが4%の複利でいったら貨幣の価値が変わってないような気もする

(金利が4%でも、毎年4%のインフレ率だったら・・・)

 

だったら現物資産の方がよいかもしれません

 

それに、40年後って俺は死んどるがな

 

まあ、次世代(息子)のためとはいいますが・・・・

 

・・・・・・・

 

最後に雑談

 

〇〇証券「相続ですが一番揉めるのは相続財産が300万から500万くらいですかね」

(証券会社の個人的な感想です)

 

私「それくらいが取り合いになるの?」

 

〇〇証券「分配がどうとか、誰が権利あるかとか、相続で喧嘩になります」

 

私「ふ~ん」

 

〇〇証券「TAIさんの場合は分配で揉めるのではなく、納税で苦労すると思います」

 

それはわかるけど

 

私の親族は金にうるさいですよ、取り分・相続の両方で揉めそうな気がします

 

どないかならんかな~

 

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