子どもにダイエットを強いる環境とは | Lucky Mickey Academy【平美樹@バレエ×ダイエット×教育】

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平美樹のブログ「Lucky Mickey Academy」へようこそ。
ダイエットを学ぼう!学ぶことで理想の未来を叶える。大人の「心・技・体」の磨き方。
美姿勢ダイエットスクール所沢校 / 1970年創立スワンバレエアートスクール代表 / 2兄弟育児→2023年11月小学校受験組

ダイエットを学ぼう!学ぶことで理想の未来を叶える。

バレエ×ダイエット×教育

「Lucky Mickey Academy」主宰・平美樹です


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自分が苦労した経験があり

自分の後ろを歩く人には同じ思いをさせたくないから教える。

または、

自分の後ろを歩く人に、自分が効果的だと思った方法を教える。

 

どちらも良かれと思っているけれど

相手が生きる時代にはマッチしていないかもしれません。

 

 

大人が子どもにダイエットを薦める?

 

それには、どんなシーンがあるでしょう。

 

 

私が居合わせたシーンとしては、

 

「この子はごはんが好きなのよ。これ以上食べたら衣装が入らなくなるよ、と言ってるのにおかわりしちゃうのよ。」

と本人の前で笑いながら報告するママ。

 

 

「あの子のような体型は自分には求めないでとは言っているんですが・・・」

と伝えるママ。

 

 

「プロになりたいなら、オーディションに受かりたいなら、コンクールに通りたいなら身体を絞ってきなさい」

と要求する先生。

 

 

それぞれを耳にしたときは

私は非常に複雑な気持ちになりました。

 

なぜなら、言われている相手が子どもだったから。

 

 

大人なら何を言っても良いというわけではありませんが、

子どもたちは、

自分の体型に悩みがあろうかなかろうが、

その言葉たちを大人よりも鋭く、そのまま受けとめてしまいます。

 

 

かといってその言葉を発した大人は

子どもたちを苦しめようと思ってその発言をしたのでしょうか??

 

 

 

自分の体験・経験は、目の前の子に役立たない

 

子どもたちを苦しめようと

暴言をあえてはく大人は少数派で

 

おそらく自分の経験や体験から

同じ苦しみを味あわせたくない。

過去の自分の役だった経験を伝えたい、

という想いから

そのような言葉を発していることがほとんどだと思います。

 

 

でも、その言葉がけは

目の前の子に本当にプラスになっているのでしょうか?

 

 

その言葉を浴びた子供たちの

その時の表情を思い返すと、

一様に複雑な面持ちで

 

成長につなげよう!という意欲よりも

人に否定された悲しみに満ちていたと感じます。

 

 

いや、その印象さえ

私の過去の経験からくる思い込み、ジャッジメントかもしれませんが。。。

 

 

スイスのバレエ学校での虐待報道

 

一部で話題になっている

スイスのバレエ学校での虐待報道。

 

 

 

 

必要のないダイエットを強いたり、

怪我をおして、レッスンを続けたりしたとのことです。

 

 

このような風土があるバレエ学校は

多かれ少なかれ、いろんな国で発生しつづけていることだと思います。

 

おそらくそのような環境で育ち

選ばれて、ダンサーになり

その後にバレエ教師になった現場の教師たちは

 

自分の経験の一部を

良かれと思って、現場の生徒に伝えている

という意識かもしれません。

 

現場によりケースはさまざまだと思いますが、

生徒を苦しめるために行っているのではなく、

生徒のためになると信じた結果が、

客観的に見てゆがんだ言動になっている場合もあるのではないでしょうか?

 

 

だけど、負のループしか生み出さないものもたくさんあって

子どものころに受けた心の傷は

ダンサーになっても

ダンサーを引退しても、大きく影響しつづけることもあります。

 

 

 

本当にダイエットを子供に強いることが

その子のためになるのか?

 

何を伝えて

何を伝えないかは

 

ダイエットを追い詰めて心を痛めさせること

怪我を押して根性論で無理させて、ダンサー声明をおびやかすこと

 

今の子は甘い!と自分の時代と比べること。

たったひとりの昔の自分の経験を基準に、

今の子供たちの才能をジャッジすることは

本当に乱暴で、危険です。

 

 

「たったひとりの昔の自分の経験」を基にせずに

「今の子供たちに向けた教育内容」

 

を常に子供たちの成長と共にアップデートしていって

教師も学び続け

決めつけずに柔軟に、目の前の一人の子を見て伝え続けること。

 

それを何より大切にしたい。チューリッヒのバレエ学校の記事を読んで感じました。

 

 

 

 

まとめ怪我やバレエはバレエ教師は専門外。共に学ぼう。

 

 

 

 

バレエ教師はダンスの能力より、言葉のセンス、伝える力が一番ん必要ねニコニコ

 

 

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