『私は貝になりたい』 | 田井弘子オフィシャルブログ「Chamereon Blog」Powered by Ameba

『私は貝になりたい』

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戦争と言う時代が生み出した悲劇のお話。

昔ドラマかされたものが、映画として復活。

出演は、中居正広さんと仲間由紀恵さん、上川隆也さん鶴瓶師匠などなど豪華キャスト。
更に、同じ事務所の武野功雄さんも出演。


理髪店の主人、清水豊松は徴兵から戦後戦犯として罪を着せられ、死刑判決を受ける。愛する妻、房江と子供達は罪を軽くするための嘆願書の記名を必死で集めたりしながら、豊松の帰りを信じて待ち続けた…。



ここからは、少しネタバレ感想ね。

とにかく、悲し過ぎるお話やね。実際の戦争を元にした作品ってやっぱりどの作品も辛い結末だよね。
だからこそ、これからの世界を明るくってメッセージはあるんやろうけどね。
この映画も、どの役の人も救い様のない感じ(>_<)

タイトル「私は貝になりたい」と豊松が書き残した意味も、この戦争をおこした人間に対する不信感でしかなくなっていてんなぁ。

泣けるシーンは、いっぱいあったけど私が涙したのは、豊松と仲の良くなった看守のアメリカ兵が最後に涙を堪えて豊松を跳ね飛ばす所。かな。

これから見る方は、終わった後重い気持ちになっちゃうので覚悟して見た方がいいよ。