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「やっぱり軍港だねぇ、軍艦に潜水艦まで停泊してるね」なんて、弟子のあずみちゃんと長閑に歩いて会場に余裕で到着。

横須賀芸術劇場で1時開演『小遊三・昇太・たい平三人会』でした。超満員のお客様!ありがとうございました。

昇太あにさんが終わるのを待って、一緒に熊谷まで移動。あとあと考えれば私が終わった時点で先に出発していたらなにも問題は起こらなかったのですが。行程表を信じきっていましたのでねぇショック!

横須賀駅に着いて時刻表を見ても、乗ってと言われた電車がありません。駅員さんに聞いても、そんな電車はハナからありませんよ!次にくる電車に乗っていただくのが東京までは一番早いと思います、とのこと。

車内で携帯の乗り換え検索してみると、この電車は東京駅着が15:53。開演に間に合う新幹線の発車は15:52。小学生でも乗れないことがわかります。

さぁそこからが大変。主催者から私の携帯に「大船で東海道線に乗り換えて下さい。7分着で7分発です」「はぁ?」

車掌さんに聞くと、橋を渡ってホームを移動しなければならないので無理ですと言われ、ではどうしたらいいでしょうかと藁をも掴む思いで聞いてみると「そのつぎの戸塚駅なら隣のホームなのでなんとかなるかもしれません。12分着で12分発の東海道線に乗り換えて下さい」「はぁ?」

こうなったら一か八か、これに乗れなかったら落語会に間に合いません。

横須賀線のドアに昇太あにさんとへばり付き、さながら戸塚中継所でたすきを受け取る駅伝選手のような気持ちでスタンバイ。

ホームに入る横須賀線に対して、もうすでに発車のベルが鳴り響く東海道線。はたして!!!!!!!!!





間一髪!乗れました。乗っていたお客さんは、ゼイゼイいってる我々を怪訝な目で見ていました。

これで安心と思ったのも束の間、東京駅着15:47で15:52の上越新幹線に乗らなければいけません。

車掌さんに階段にいちばん近い号車を聞いてドアの前で再びスタンバイ。

私はトランク、昇太あにさんはトロンボーンまで持ってひたすらダッシュ!!!!結果は?






間一髪間に合いました。新幹線の中で喜びの抱擁を交わしました。

熊谷駅から迎えの車に乗り、館長さん自らカーナビと化し信号のない道、最短畦道ルート検索のおかげで、5時開演の10分前に滑り込み『昇太・たい平二人会』は熊谷さくらメイトで満員のお客様を前に熱く暑く(熊谷だけに)とりおこなわれたのでした(パチパチ拍手~!)


すみませんがねぇ~
二人ともあと10歳じいさんだったら無理ダウンDASH!

の一席でした。





蝉の音も 耳に入らぬ ほど集中