林家たい平オフィシャルブログ「そら色チューブ」Powered by Ameba-090112_165247.jpg
昨日は祝日でラジオはお休み、そこで子供達を連れて両国の東京江戸博物館に行ってきました。特別展で『珠玉(たま)の輿展~篤姫の乗ったかご』をやっていて、物凄い人でした。江戸の職人技に惚れ惚れ。一人を運ぶのに何人もの人で運ばなければいけないという無駄の権化のようなかごに当時の工藝の粋を極めた、機能としてはなにも必要ではない、これまた無駄だらけのように見える装飾も文化、伝承、技術、芸術という意味でとっても大切なのだと。落語もそうで、生きていくうえで本当に必要なもの、これがなかったら死んでしまうようなものではないかもしれない。でもそういうものが本当は一番大切なことなんだと。

夜、秩父から車で少し入った小鹿野町でもう十年続けてる80人も入れば満員の小さな落語会へ。この町はオートバイに優しい町と銘打って町おこしをやっている素敵な町なんですよ。

写真に写っているのは秩父のシンボル『武甲山』西武秩父駅前より


蔵の中 笑顔の息も 白くなり