先日行われた『変人の懇親会』で
本を作る編集者の方で
ベストセラーを何冊も生み出している
スーパー編集者の方が
面白いことを言われていた。
「出版業界は
毎月、何冊かの本を
世に送り出さないといけないというノルマがあり
それを数名の編集者で手分けしている
しかしながら
編集者といっても
サラリーマン
出版が遅れてしまうと
会社からのダメ出しを喰らってしまう
よって、上司に怒られないために
数をこなす本作りをしてしまう
だから、今の出版業界には
心のこもっていない
数だけを追った本が溢れて
本が売れないという
厳しい現状が出来上がっている」
こんなお話しをされていた
結局は、ビジネスである以上
出版業界であろうが
わしらのような弱小家業であろうが
想いのない仕事は
世の中に認めてもらえないと言うこと
でも、この編集者さんの話を聞いていて
逆に思ったのは
そんな心ない
上司に怒られるのがイヤで
数を追っている
想いのない編集者さんから
声のかかった一般人は
最終的には
悲惨な現状になっていく
編集者は、何でも良いから
本になるようなネタを探している
そんな時に
いきなりメールで
「○○出版の□□といいますが
あなたの活動に興味があるので
一度お会いできませんか」
みたいなメールが入ってきたら
一般素人さんは
そりゃ、もう
天にも昇る気持ちになる
「わしもとうとう出版できるところまで来た
本屋にわしの本が並ぶ
ベストセラーの仲間入りじゃ」
みたいな感じで・・・
でも、その裏では
上司に怒られたくない
想いのないサラリーマン編集者さんが
数をこなすだけのために
声をかけてくれているという事実が
そこには存在する
そして、見事出版となっても
全く売れることもなく
2週間くらいで書店からも消えてなくなっていく
そして、
売れない著者のレッテルを貼られる!
売れない著者のレッテルを貼られると
二度と出版社から声がかかるようなことがない
こう、業界の人から昔聞いた。
だから
この本を通じて
世の中に何を発信していくのか!
という想いが
書き手にも
作り手にもなければ
売れる本なんて作れない
でも、出版社からオファーがあると
原宿でスカウトされる
女子高生の気持ちになるんよね
それが、だましのAVスカウトマンじゃったとしても
それはなぜか
わしら一般素人が
出版業界の人達は
雲の上の人じゃと思っているから
そんな雲の上の人から声がかかると
後先何も考えずに
有頂天になるんよね・・・
そうならないためにも
常に、熱い想いを持って
仕事しとかんといけんよね!
そんな熱い想いの必要性を
ドン底を見たわしだから言える内容で
本日発表します!
中小企業家同友会 佐伯地区会の例会です!
主催者でないので
よく分かりませんが
たぶん飛び入り参加できるんじゃないのかな・・・
もし興味があれば来てみて下さい。
結構人数は来られるみたいですよ!
ほんじゃまた