vol.1263
昨日は同友会で
ランチェスター戦略の勉強会があった。
講師は、ランチェスター実践経営広島の塾長
錫木 健一 さんじゃ。
彼とは、18歳からの付き合いで
この流川という荒れ狂う川で
一緒に水商売をやってきた戦友。
早いもので、出会ってから
もう四半世紀が経っている・・・
そんなわしら二人が
18歳当時に
こんな人前でエラそうに
経営のことをしゃべっているなんて
思ってもみなかった・・・
昨日は、そんな彼から
ランチェスター戦略を
レクチャーしてもらった。
これも全て
来月10月15日に
ランチェスター戦略の日本での父である
竹田陽一さんが広島にやってくるので
http://www.hiroshima.doyu.jp/01-00/1015leaf.pdf
そこへの予備校として
竹田先生の弟子である彼が
基礎編を教えてくれた。
このランチェスター戦略の考え方のひとつに
『弱者の戦略』というのがある。
わしも大好きな戦略
小が大を食う
ええ響きじゃと思いませんか!
でも、大きな敵に向かって
真正面から飛び込んでも
ボロボロにやられるのは目に見えているから
奇襲作戦
一見卑怯な手に見えるけど
勝てば官軍
結局、勝負に勝とうと思えば
負けなければいいんです!
と言うことは、
負けるであろう戦いはしない!
勝てない相手とは勝負しない!
大軍と戦うんなら、大軍が動きにくい場所で戦う!
などなど・・・
負け戦はしちゃいけんという戦略!
一見卑怯に見えるけど
こういう戦いを色んなところで
みんなやっているんです。
例えば・・・
自動車業界で言えば
圧倒的強者は、あのトヨタ
ということは・・・
トヨタ以外はみな弱者ということ。
トヨタはプリウスをはじめとするハイブリット車で
エコカーのトップを走っている。
と言うことは
ランチェスター的にいえば
『負ける戦いはしない』
だから、広島の弱小マツダが
このハイブリット車で戦いを挑んで
絶対的王者のトヨタと
同じ土俵で勝負しても
勝てる確率は非常に小さい。
ならば、トヨタが目を付けていない
ガソリン車で低燃費
しかもハイブリット車よりも低価格
これがマツダの戦略
全く違う土俵で戦うから
トヨタと戦争する必要もない
トヨタがハイブリット車の王者なら
マツダはガソリン車の王者になれる
どんなに弱小マツダでも
わしらからすれば
めちゃくちゃ大きな会社
でも、こんな大きな会社でも
弱者の戦略を歩んでいる。
わしらみたいな
吹けば飛ぶような会社が
大手のマネをして
大きな戦略を立てても
勝てる戦にはならんちゅうことよね。
みなさんも
自分が大手と勘違いしてないか
確認したほうがええよ
ほんじゃまた