vol.1158
昨日は、広島安芸法人会に
講師として
『どん底に落ちて見えたもの』
というテーマで話をさせてもらった。
世の中には
色んな会があるんですね～
この法人会は、税務署が母体となって
管轄しているエリアの企業が参加されているようです。
だから昨日は、安芸税務署が管轄している
担当エリアの企業さんの集まりでした。
という事は・・・
昨日の参加者は
女性部、青年部合わせて２５名
そこにゲストとして、税務署の偉い人たちが数名
そんな事は早く教えてよ～
わしの講演は、基本的に
銀行や税務署を敵に回したような話が多く
それがまた良く受けるんじゃけど
昨日のように
講演会場の一番目の前に
ドーーーン
っと、陣取られると
話したい事も話せんじゃろ
昨日の参加者は方たちは
基本的に年齢が高めでしたので
最後、死ぬ時には
「自分の人生、良かったよ
」
って死にたいじゃないですか
だから、残り少ない人生を
どう満足しながら生きていくか
こういう話に終始した。
そこで、昨日の参加者に
「生まれ変わっても、今の仕事をしたい人
」
っという質問をぶつけてみると
なんと、手の上がった人は
たった１名
まーこれが現実でしょう。
でも、楽しくない仕事を
色々なしがらみもあり
しょうがなくやってても
人間ドックに入って、病気が見つかって
入院ベットの上で最後を迎えるような事が
もしのもし！起こった時に
「やっぱり、あれをやっとけば良かった！」
っと、強く思っても
もう、あとの祭り！
誰しも、絶対に最後を迎える
それなら、後悔しない生き方がええんじゃないん！
そしてもう１つ
「今現在、やってて楽しいという事（才能）がある人」
という質問をぶつけると
これも、なんと１名
その方は、ゲストでお越しになっていた
税務署の所長さんでした。
その所長さんは、宮大工になりたいそうです。
子供の頃から、のこぎりとトンカチを持って
色々な物を作っていて
京都の寺院や仏閣を見るのも好きで
最後は自分でそういう古い大工工法で
家を建てるのが今の目標らしい。
この所長さんは、あと１ヶ月で定年退職
その後は、この大工仕事を
本気で取り組むようにしているらしい。
そのための、物件まで押さえているらしい。
すごい！
やっぱり、好きなことをやっている人は
その話をしているときの
顔のつやが違う！
とにかくイキイキしている。
これが本来の姿じゃと思う！
昨日の３０名近い参加者の中で
「生まれ変わっても、今の仕事をしたい人？」
「今現在、やってて楽しいという事（才能）がある人？」
この２つの質問に対して
それぞれ１名ずつ
その後行われた懇親会で
「いやぁ～ おっしゃる事はよく分かるんですが
なかなか現状を捨ててまでできませんよ～」
っと言われる方がいたが
まさしくその通り
今の現状を全て捨てて
まっさらな状態になるんなら
みんな、好きなことに取り組めるんじゃろ思うけど
なかなか現状があったら
そうしたくてもできんのも分かる。
けど
それを言ったら、何にもできずに
最後、ベットの上で後悔するしかない
それならば・・・
何とか今の現状も踏まえながら
自分がやってて楽しいと思えることと
今の仕事を、融合できないかを考えるほうが
残りの人生が変わってくると思う。
あきらめちゃいけん！
じゃけ、昨日の税務署長さんの話は
「こんなお堅い仕事についている人でさえ
こんなにイキイキと話をすることがあるんじゃ」
みんなそう思ったに違いない！
人間考えることをやめたら
もうそこから上にはいけない
だから、無理だと思っても
何とかできる“ウルトラＣ”はないか！
ここを、追求し続けるのがええと思うよ。
法人会の皆さん
昨日は有難うございました。
ほんじゃまた