この先、この会社はどうなるんや？

ｖｏｌ．６５９

昨日で無事

『小学５年生でも分かる　単純明快経営塾　３期生』の

基本３回コースが、終了した。

３回目のテーマは『人生設計をする』というテーマだったけど

参加者１２人中、将来設計が出来ている人が１人しかいなかった。

これは、

ゴールのないマラソンを、延々と走っているのと同じ。

あんな過酷なマラソンも

４２.１９５㌔というゴールがあるから走れる。

いくら高橋尚子でも

ゴールのないマラソンは、走りたくないじゃろう

そして、この『ゴールがない』というのも問題じゃけど

一番の問題は

走っている途中の景色がまったく分からん事！

わしは、ホノルルマラソンを走った事があるんじゃけど

初めてのハワイで

飛行機で着いて、多少仮眠をして

すぐに走り始めたんで

コースを下見するような時間もなく走ったもんだから

見る景色すべてが『お初』

という事は

走っている時の、ペース配分もクソもない！

今自分がが何処にいるのかさえも分からんわけじゃけ

おまけに、沿道に表示してある距離表示も

マイルで書かれている

２０マイル

って、それは何キロの事なんや

初めて体験するフルマラソンで

まったく知らない土地で

今現在が何キロ走ったのかもわからん状態でのマラソンは

想像以上にきつかったのを覚えている。

みんなも想像してみてください。

自分が住んでいる、慣れ親しんだ所なら

「今がここなら、後どれくらいで着く！」と想像できるでしょ。

でも、はじめて見る景色では、それすら出来ん。

そんな中、走りながら思うのは

「あとどれくらい走ればゴールに着くんや！」

これを、ホノルルで何度自問自答したことか・・・

会社の経営指針がないというのは

始めてみる景色の中で、現在地点も分からず

後どれくらい走ればゴールに着くのかも分からん

マラソンを走るのと同じ事！

そんな無計画も、社長はそれでもええ