のちのち伝説になるコンセプトとは・・・ | 集客・売上アップで資金繰りなどの経営相談を解決した方法

集客・売上アップで資金繰りなどの経営相談を解決した方法

私自身がヤミ金などのブラックマネーに手をつけ1億円の借金を作りどん底にまで落ちたアホ社長だった経験値から『成功する経営には何が必要なのか!』これを見つけ出しました。このブログは私以外にも沢山いるであろうアホ社長再生を目的とし切り口鋭く毎日書いています

vol.609

何事も『金』優先では、うまく行かない。



そこには、『大儀』が必要だ!



今日、面白い記事を見つけたので紹介しようと思う。


これは、お菓子の『キットカット』の
誕生秘話のような話じゃ。


もともとイギリス生まれの伝統あるチョコレート菓子「キットカット」は
日本では当時お買い得商品的なお菓子でしかなかった。

 
ネスレコンフェクショナリー社の高岡浩三社長は

日本における独自の付加価値を付けないと
市場から消えてしまう可能性もあることを考え
ブランド構築を模索していた。

「キットカット」の一番の基本コンセプトは
“Have a break, have a kitkat”。
日本人の生活の中における“Have a break”とは何かを考え
突き詰めていったところ

「ストレス・リリース(ストレスからの解放)」というコンセプトに到達したのだが

九州からの一本の電話が、このコンセプトをさらに発展させる

ひらめきを生むことになる。
電話の内容は、九州では、1、2月に「キットカット」の売上げが大きく伸びる。

その背景には、「きっと勝つ」という受験生にとって響きの良い言葉が
この地方の方言で「きっと勝っとう」と発音され
語呂合わせでゲンがよいと思われていたのだ。

更なる売上増を目指し、九州地区から店頭用のPOPを

作成して欲しいと依頼が舞い込む。
当時、マーティング担当者であった高岡氏は、これだ!とひらめいたという。

人生において強いストレスである受験
そのストレスを和らげるのに一役買うのが「キットカット」であり
「ストレス・リリース」そのものであると。

その後、全社挙げての全国キャンペーンへと展開することとなるのだが
これこそまさに、「インサイト」に導かれての

コマーシャル・イノベーションの一例であるとし
あらためて、「インサイト」がマーケティングを考える上で
非常に大切なコンセプトであることを認識したという。

ひらめきを生み出すマーケティング より




インサイトとは

消費者が思わず買いたくなるような「心のホット・ボタン」で
売れる商品になるか、売れない商品で終わるかを左右するポイントだそうです。

今回の『キットカット』は
棚からぼた餅のような感はあるけれど

そこには「キットカット」の一番の基本コンセプト

“Have a break, have a kitkat”

これがなければ、ただの一過性で終わっていたじゃろう。




わしらも、自社で扱う商品やサービスは


売ると、いくら儲かるのか?




こう考えるんじゃなくて



使うと、どんなに幸せになれるのか?

 


これが消費者に伝われば

伝説になれるんじゃないんかの・・・



ほんじゃまた


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