ハングル入門「千と千尋の神隠し」の102  12/9 | コリンのピグ日記

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안녕하세요?

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広間に入った千はバケモノを怖がりません。

バケモノは千を見て

「こっちへおいで

이리 와,

イリ  ワ

 

千は何がほしいんだ?言ってごらん」

센은  뭘  갖고 싶지?  어서 말해봐.

セヌン ムォル カッコ シプチ?オソ マルヘバ

 

「あなたはどこから来たの?

넌 어디서 왔지?

ノン オディソ ワッチ?

 

わたしすぐ行かなきゃならないところがあるの

난 지금 가야할 데가 있어

ナン チグム カヤハル デガ イッソ

 

あなたは来たところへ帰ったほうがいいよ

넌 네가 왔던 곳으로 돌아가.

ノン ネガ ワットン ゴスロ トラガ

 

私がほしいものはあなたには絶対出せない

넌 내가 원하는 걸 잘대로 줄 수 없어.

ノン ネガ ウォナヌン ゴル チャルデロ ジュルス オプソ

 

안녕!

 

 

小倉百人一首 鑑賞と解説 15/100

15 光孝天皇

君がため春の野に出でて若菜つむ

わが衣手に雪はふりつつ

現代語訳:あなたに差し上げようと思って、春の野に出て若菜を摘んでいる私の袖に、雪がしきりに降りかかることですよ

 

出典:「古今集」春上21

 

詞書:仁和帝(にんなのみかど)、親王(みこ)におはしましける時に、人に若菜たまひける御歌(おうた・みうた・おんうた)

 

作者:830~887。第58代天皇。諱(いみな)は時康(ときやす)。

第54代仁明(にんみょう)天皇の第3皇子。

陽成天皇譲位のあとをうけ、藤原基経(もとつね)に推されて即位したのが55歳。58歳で崩御。

陽成天皇の母(高子)と基経(関白基経)の兄妹仲が悪く、基経が関白という立場で政治を動かすという、関白の初例となった。

吉田兼好の「徒然草(つれずれぐさ)」には、即位後も、不遇だったころを忘れないようかつて自分が炊事をして、黒い煤がこびりついた部屋をそのままにしておいた、という話がある。

 

語句・語法:君がため=相手はわからない。

若菜つむ=食用の「春の七草」

 

この歌は若い頃のもので、当時から「思いやりのある人柄」といわれていた。

この時代の若菜摘みは年中行事のひとつで、現在の「七草がゆ」のもととなっている。

若菜をつむのは女性に限られていた時代なので、おそらく若菜を食すると長寿、健康、邪気を払い病気を除くという思いで作られたのではないか。

春の七草=せり、なずな。

     ごきょう、はこべら、ほとけのざ。

     すずな、すずしろ、はるのななくさ。

と、声に出して、リズムよく何回も読みましょう。

3回読むと面白く、楽しい気分になれるかもです。