4月も半ばです

 

またまたお久しぶりになりました。

いまだにコロナウィルスの感染は続いています。

ワクチン接種は3回目が進み、4回目の話しもでてきました。

 

この感じだと、インフルエンザで言うタミフルのような飲み薬がでてこないことにはおさまらないのかなと感じています。

そんな状況の中、ロシアのウクライナ侵攻が2022年2月24日より始まり、核の脅威や、北海道へのロシアの来訪リスクなど、さらに世界が混沌としてきました。

 

日本円も円安が進み今朝の指標は1ドル127円です。

コロナウィルスの蔓延により、ここ2週間くらい続いている上海のロックダウン。工場は生産ができなくなっています。

ロシアへの経済制裁の一環で行われている輸入禁止政策

それらがあいまって、市場の物価は上がり、毎日何かしらの値上げのニュースが報道されています。

だからといって、個人の給与は上がるわけではなく、インフレによる生活への影響が色濃くなってきました。

 

海外からのインバウンド需要もほぼない状況となり、観光事業にも大きな問題が起き、Go To Travel、Go To Eatなどの施策が「コロナはもう弱毒化されている」という解釈からか、進み始めている状況。

もうすぐGWもやってくる状況で、国内旅行で1泊以上する人は前年比68%増1600万人との推計もでています。

そうすると、また5月の半ばから後半はコロナの感染増加が見こされます。

 

本当に混沌としています。

 

それぞれに対する私見

 

ここからは、私の私見です。

まず、コロナ感染は、前述のようにタミフルのようなものが出てくるまでは、継続されるのかと思います。

そこまで経済がどのように折り合いをつけて動いていくのかですが。

コロナ感染により、人々の価値観や働き方、住む場所、生活の基礎が大きくデジタル化され、一極集中から拡散された印象を受けます。

ここから、どんなビジネスや生活が広がるのか?ある意味期待していますが、人は地震直後は耐震を気にしますが、1年もすると忘れてしまう生き物です。

元にもどるのか、戻らないのか、それがこの世界の方向を示していくのかなと感じています。

いずれにしても、リアルから仮想のメタバース的世界は広がりをみせることでしょう。

 

ウクライナとロシアの問題については、そもそも、ウクライナの内部的な構造として、親ロシア派絡みでの国内分裂的な状況が組み合わさった問題の表面化したものだと思います。

この侵攻の影響もあり、スウェーデンやノルウェーなどがNATO加盟を検討しはじめ、ロシアとしては、NATO勢力と境を接するリスクがさらに高まるという、プーチンには引けない状況になってしまったと思います。

とはいえ、欧米勢力も直接の干渉はしない方向ですので、核や生物兵器の明確な使用など、人道的な大義名分がでてくるまでは戦争道具の提供にとどまるのかと思います。

ここで、想定されるのは経済が持たなくなってのロシア内紛による終焉

もしくは、ウクライナが耐え切れなくなっての停戦

欧米が狙うのは前者ですが、後者の可能性が高いと感じています。

第三次世界大戦のような状況には、今の世界で進むことはないように思います。

進んでしまえば、お互いに国がなくなるような戦争になりかねません。北斗の拳の世界に入ってしまいそうです。(古いか・・。)

 

これらの問題はどれもこれも、ここ1か月くらいでどうこうなる話ではなさそうだと感じています。

 

いけるのか?ピースボート

 

そういう状況ですので、私が乗る予定の2022年8月の船の出航判断が5月末とすると、世界一周は今年も難しいのだろうと思わざるを得ません。

こんな時期だからこそ、世界をみてリアルを知りたいという本音はあります。

ただ、高齢者の乗船も多いですから、船内がウィルスの温床になるわけにもいきませんし、地中海を通過する時に何が起きるかはわからない状況。

これだけのリスクがあるのであれば、経営判断はSTOPとなるのではないかと思っています。

 

私自身、東証一部上場企業の管理職を辞めてまで、世界を知りたいと思ったこのモチベーションをどこまで維持するべきかと、最近は本当に悩みます。

今の中小企業で働きながら、独自の自分企業を作ってしまい、新たな世界を広げたいという気持ちも強くなっています。

 

人生は長くなったとはいっても、この年は、今しかない年

そろそろ現実的な判断をしていかざるを得ないのかもしれません。