いまだ自粛生活の続く東京ですが、コロナに検察庁法案にと、日々のニュースに疲れてきちゃいましたね。

 

しばらく、関東で一番罹患者の少ない栃木に家族がいるので、そっちで仕事をしていましたが、東京勤務の方々から「本籍に戻れ」とのご指示。

罹患者の多いエリアから、少しでも少ないエリアに逃げる指示ならわかるのですが、わざわざ罹患者の最も多いところに移動しろとは・・。社内にも自粛警察のような人たちがいるんでしょうね。

もちろん東京の事務所もテレワーク推奨で出勤はできずに、椅子もない部屋で腰痛に苦しみながら効率最悪の仕事をしています。

妻も少々持病があるもので、下手に帰ってリスクを与えたくない状況ですので、しばらくは東京で籠もり生活です。

 

そんな中、WEBニュースでピースボートの返金問題がでていました。

ヤフーニュースのコメント欄も見ましたが、荒れまくりですね。

「辻本清美がかかわった極左団体なので、情弱な人たちの自己責任」とか「船に乗ると妊娠させらる」とか「船に乗ると洗脳される」とかね。

実際、立ち上げに辻本清美氏がかかわったのは事実のようですが、乗船している知り合いもおり、話を聞いてみるとそこまでの状況はすでになくなっているとの話。

逆にコメントをしている人たちのほうが怖いな~、ここにも自粛警察がいるな~と感じてしまいました。

確かに、返金を一括でできないジャパングレース+ピースボートは問題だと思います。

これはしっかりと対応していく必要があります。

でも、実際に被害にあっている人以外がストレスを発散するかのごとく、事実をどこまで検証したのかわからない情報を書き込むのは不安をあおるばかりで残念な話ですね。

 

私もすでに200万入金済みで2022年8月のツアー待ちです。

倒産して、船にも乗れず、返金もなくなる可能性は確かにありますね。

ただ、ここにいたっては状況をこのまま見ていきたいと思っています。

常に良いこと悪いことはありますし、企業の運営には様々な手法もあるのだろうと思います。

洗脳されているかも、元々左の人かも、、という意見もあるかもしれませんが、行ったことをよかったと言っている方もたくさんいるし、そういう方がおかしい思想の人とは正直感じません。

古市憲寿氏の『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 』も読みました。

確かに、そこにはだいぶ奇妙な描写もありました。

それも含めて、よいか悪いか、プラスになるかマイナスになるかは個人の向き合い方次第かなと思います。

私は、ぜひ多くの国を船で回ってみたいし、そこでつながる人たちとの出会いも楽しみたい。

行けることを期待して待ちたいと思います。