共テの申し込み、親がやるような子は受からないとか何とか。

そんな記事にもやもやしながら、でも親としては野放しではいられない。

 

書類なら確認もしやすいけれど、オンラインだと目もちかちかするし

文字も小さいしで苦労しっぱなし。

 

さてもとりあえず、帰宅してから高3長男を呼び出し、本人のタブレットで

申し込み開始。

 

写真は写真館に行って撮りに行かせたし、本人名義のクレカも作ってあるので

準備は万端、なはず。

 

あとはオンライン申し込み開始直後にありがちな、アクセス集中でうまく

申し込みできない、みたいな状況をぜひ回避してもらいたい。

 

さてさて、まずは本人が仮登録してあったところから、ログインしてメールで

2段階認証して、、、

 

若いだけあって、ちゃっちゃと入力して次々に手続きを進めていく。

いやいや、名前とか住所とか一言一句間違ってないか慎重に確認しないと。

 

本人は大丈夫っしょ、と余裕の構え。

ちゃっちゃとスクロールする高3長男を抑えつつ、何とか親としてもチェックを完了。

 

自分のクレカで払い込みの完了。

終わってみると、顔写真は「審査中」になっていた。

 

1点1点おかしくないかチェックするんですね。

その仕事が割と大変そうと思うのは私だけでしょうか。

 

とりあえずトラブルなく完了したが、

こういうときが危ない。こんどちゃんともう一度確認しよう。

 

 

 

しばらくショックでブログどころではなかった。

次男は終業式に成績表をもらってきたが、驚くほど成績が落ちていた。

いわゆる内申で3つ落としていた。

当初の狙いは2つ上げるつもりだった。

それで志望校の内申に届く腹積もりだったが、見事に外れた。

 

定期テストは悪くなかった。むしろいい方だった。

でも下がった。学校に苦情を入れたいくらい悔しかった。

 

恐らく、たぶん恐らく、

小テストやプリントの提出などで落としているのだろう。

ミスも多いし、思考が問われる課題は、興味のありなしで極端に提出物の

クオリティが変わる。この1学期は悪い方に向いたのだろうか?

 

志望校を変えないといけない。

親は割り切れる。単純に成績に見合った学校を選ぶだけ。

 

でも次男本人は違う。

もはや絶望的な顔つきでこちらと目を合わすこともできないほど

落ち込んでいる。

 

上目の学校を狙っていて、その通りに成績が伸びればよいが、

思い通りにならないと、単純に下げればよいという感じでは済まない

ことがよくわかった。

 

しばらく志望校の話はできそうにない。

新たな志望校を決めるまで、まずは勉強して実力をつけるしかない。

 

どうやって本人が納得する形で志望校を決めていったらいいのか?

今日も悩みながら床につく。

 

 

 

 

 

2週間の中国出張から帰宅。

今回は中国の受験事情も聞けてとても参考になった。


やはり日本の受験環境よりよほど厳しい。

競争も激しく、人口も多いということもあるだろうが、

・就職には高学歴が有利

・自分の強みが活かせる入試方式や学部を選ぶ

・夢うんぬんよりまずは賃金

な考え方を聞いた。


彼らには「ズルい」という概念がない。

与えられた条件の中で最大の成果を得るには

どれがいいか?例えば有名大学に入るなら

学部を問わず、試験形態も問わず。


中国人であれば外国語に中国語を選べばぼぼ

満点が取れる。3科目受験とかにしておけば

残りの2科目をそこそこ2仕上げれば合格できる。

学費は中国からも日本からも使えるものは先に

使っておく。

それくらい、学歴が後の就職の絶対条件だから

今投資しないでどうするのか?遠慮が後の何に

うれしさを生むのか?


戦略に対しての強い意思

自己投資に対しての信頼

自己幸福のための合理的道筋


を強く感じた。

日本人的にはズルいとか、悪意とか感じる部分も

あるかもしれない。

でも、素直に与えられた条件の中でベストを尽くす

ことを考えているだけ。

むしろ考え方の視野が広いだけなんだろうと思う。


日本の大学に行って就職して、アメリカの企業に転職して、

最後中国に戻るとか、日本人で人生設計するうえでどのくらいの人が考えられるだろうか。


と考えをめぐらし、

それでも日本人的に共テを全科目受け、二次試験に

正面突破で臨む計画を立てていくのだった。