昨日は娘の仮住まいの住宅に泊まり、たこ焼きパーティをし、色々な話題で盛り上がり、妻と3人で楽しんだ。ひと月ぶりのゆったりとした時間だった。ダイエットの話から運動の話へ、そしてたこ焼きの話からお茶漬けの素の話まで。あれやこれやでとても良い夜だった。

 そんな中、今後のことで僕が気になっている事を訊ねてみたところ、娘も実は同じ事で悩んでいた。そこからは妻も交えて色々なケースを想像しながら方向性を話し合った。僕の中では着地点が見えていて、娘にやんわりとその方向を指し示す。娘にも僕の考えている根本と幹周りの様子はきちんと伝わっている。あとは、枝葉をどう伸ばしてゆくかをイメージできるかどうかだ。


 成功体験と失敗体験を併せて人は判断する。歳を重ねたとしてもまた新しい経験をして考え方に幅ができ、より対応の余地が広がることもあるだろう。僕が娘を導こうとしている方向性を間違っているとは感じていない。

 しかし、もし新たな道筋が微かに見える様であれば迷わずにまたアドバイスしたいと思う。


 幾つになっても柔軟でありたいと思う。


 まさに『老い木に花咲く』である。