ハウスの解釈の第3弾です。

ちょっと長めですが読んで下さったら嬉しいです。

 

  第7ハウス

 

現代占星術ではこのナチュラルハウスのサインは天秤座でルーラーは金星です。

 

プライベートや仕事上のパートナー・結婚相手・対人関係など。

 

誰と関わるか、誰と関わろうとするか…。そうした事が出て来る場合があるように思います。

 

例えば、私はここのカプスが牡牛座です。なので、何となく牡牛座的な自分のペースで動いたり、何かにコツコツと粘り強く取り組んだりしている人って良いよね。と言う謎の憧れと言うか、そう言った人と関りたい気持ちがあります。

 

そして、何故か、人間関係では私はここの7ハウスに火星があるのですが、元気が良いと言うか、攻撃的な人と出会いやすかったですね。

 

(ハウス解釈からは外れてしまうのですが、同じように7ハウスに火星があって困っている人向けに書いておくと、何かに情熱を向けたり、何か目標を立てて達成する為に熱中している時…。つまり、今から振り返ってみると火星のエネルギーを使っていたように思える時期は、あまり攻撃的な人とは出会わなかったように思います。)

 

ここのカプスが獅子座だったら獅子座的な人と関わろうとしたり、乙女座だったら乙女座的な人と関わろうとしたり、天秤座だったら天秤座的な人と関わろうとする…。事が考えられるわけです。

 

  第8ハウス

 

現代占星術においては、第8ハウスのナチュラルハウスのサインは蠍座。ルーラーは冥王星です。

 

遺産・結婚生活・セックス・相続など。

 

個人的にはこの第8ハウスは「あなたは私で私はあなた。」的なイメージがあります。本来別々の存在だった者同士が溶けて一つになってしまう位に深い関係になったり、なろうとする意味もあるハウスだと思っています。

 

こう言う話題が苦手な方には申し訳ないのですが、身も心も一つになるようなセックスは8ハウス的でしょう。

 

結婚も、そうですよね。自分が何の仕事に就いてどれぐらい収入を得て何処で過ごすのか…。そう言った事が自分だけの問題では無くなって、相手の問題になったりします。

 

遺産や相続だって、元々別の人が所有していた物を貰うわけです。

 

それから、このハウスで誰かから何かを貰ったり、貰おうとすると、その受け取る側の立場の人は何かしらを差し出す事になるようです。

 

人によっては、それが負担になる可能性も充分あるでしょう。

 

加えて、この8ハウスは受け取る側にメリットのある物(知識・技術・経験・お金・財産など)だけではなく、デメリットになる物(何かしらのトラブルを抱えている組織や借金など)を貰う事になるかも知れないので注意した方が良いでしょう。