土星のあるハウスは何となく苦手シリーズも最終回になります!

 

それでは、最後の土星が11ハウスと12ハウスにあった場合に関して説明したいと思います。

 

  11ハウスの土星

 

この11ハウスに土星がある場合は、中々友達を作れなくて悩んだり、どうすれば友達との関係が上手く行くか分からなくて困ったりする傾向があります。学生時代は気心の知れた友達がいなくて寂しい思いをしたりした人もいると思います。

 

それだけではなく、友達になる人を間違ってしまってトラブルが起きてしまうなんて事も!

 

この配置の人は友達作りや友達付き合いに関しては、失敗をしてもめげないで忍耐強くじっくりと取り組んで行く心積もりでいた方が良いかも知れませんね。

 

また、この配置の人は友達が出来たり、友達付き合いがしたとしても、広い範囲に渡っていい加減なノリで交流する感じではないようです。

 

どちらかと言うと、狭い範囲で真摯に友達付き合いをしようとするイメージですね。

 

友達になる人間を選ぶ時にも、「しっかり者タイプが良い!」「尊敬出来たり、頼りになったりする人が良い。」と思いがちな傾向があります。

 

この他にも、11ハウスには未来と言う意味もあって、そこに土星が入っているので、自分自身が「これからどうして行くか?」「どんな風に未来を過ごして行こうか。」と考える時には、そのプランは割と地に足のついている物になるパターンがあります。

 

  12ハウスの土星

 

12ハウスに土星があると、何となく暗く考えがちだったり、誰かに何かを言われたわけではないのに謎の圧迫感を覚えがちだったり、ネガティブな感情を持ちがちだったりする傾向があります。

 

もし、このハウスの土星の方でこうした影響に振り回されて困っているのであれば、逆にこうした心の動きを上手く活かしてみると良いでしょう。

 

例えば、芸術方面(演奏したり、曲を作ったり、詩や小説を書いたり等)に、こうした気持ちを反映させれば、重厚感のある作品が出来るかも知れないですよね。

 

また、このハウスに土星があると、自分で自分の事が分からなくなりがちだったり、自分が本当はしたいと思っている事を我慢しがちだったりする傾向にあります。

 

よって、きちんと自分自身と向き合う事を習慣付けたり、本当はやりたい事を我慢しようとした時に自分に「本当にそれでいいの?」と問いかけてみたりすると良いでしょう。

 

自分で自分の事が分からなくなったまま生きるのは大変ですし、「いつかやろう…。」と思っていたら色々な事情から出来なくなってしまったなんて事態もあるからです。

 

更に、何かや誰かを信じるのはしっかりと現実を見て慎重に判断した方が良い配置です。

 

うっかり信じるべきじゃない相手を信じてしまって辛い目にあったりするケースや、逆に上手く人を信じられない事で追い詰められて苦しんでしまうケースがあるからです。

 

日頃から「これは信頼できる物か?」「この人は信じられる相手なのか?」と言うのを密かにチェックしておいて、観察眼を鍛えておくのも良いと思います。

 

最後に、この12ハウスの土星だとスピリチュアルや宗教などの目に見えない世界に癒しを求めるケースがあります。現実を見失わないように注意しつつも、コツコツ勉強してみるのも面白いかも知れませんよ!