冥王星のあるハウスは極端になりがち?!シリーズの最終回です。

 

いや、このシリーズは書いていて楽しかったです。

 

今回は10ハウス・11ハウス・12ハウスに冥王星がある場合に関して解説します!

 

  10ハウスの冥王星

 

10ハウスの冥王星だと、自分が本心から「この仕事に自分の人生を捧げたい!」「どうしてもこの仕事をしたい!」と思えるような職種に出会えると、凄まじいパワーを発揮する場合があります。

 

血の滲むような徹底的な努力を重ねた末に、その業界で仕事のクオリティの凄さから有名人になり、お金と地位と権力を手に入れる…。なんて展開も有り得そうです。

 

ただ、この配置と冥王星の力が逆に働いて、「頭では働かないと思っているけれど、全く働く気になれない。」とか、「どうしても妥協して働く気になれない…。」なんて風になるかも知れません。

 

実際にこの10ハウスに冥王星があって、心の何処かに働かなくてはと言う意識があるのに中々仕事が続かなかったり、仕事をしていない状態が長引いて困っているなら、自分は何の仕事なら働きたいと思えるかを妥協しないで徹底的に考えてみる事をおすすめします。

 

加えて、この配置で成功をしていると、その徹底的に仕事に取り組む姿勢や実力が周りの人達を強く惹き付けるのと同時に、ネガティブな感情(例えば、「俺が上手く行っていないのにあいつが成功しているのは許せない…。」とか、「なんであいつが評価されて俺はされていないんだ。」とか)を向けられる事も考えられます。

 

なので、変な人に足を引っ張られないように注意して下さいね。

 

  11ハウスの冥王星

 

11ハウスに冥王星があると、友達との交流関係が極端な物になる可能性があります。

 

例えば、お友達が「お前が本気でやりたい事があるなら、何でもしてやる!」と言って凄く力になってくれたり、逆に「お前の事だけは許せない!何が何でも叩きのめしてやる!」と言って激しい攻撃を仕掛けて来たりする事もあるかも知れません。

 

要するに、このハウスに冥王星があると、自分の人生にお友達が大きなメリットを与えてくれたり、逆に激しいデメリットをもたらしたりする場合があるのです。

 

この配置の人はお友達との付き合い方には注意した方が良いかも知れませんね。

 

加えて、11ハウスに冥王星があると、何か社会を新しく自由な方向に変えて行きたいと言う思想をかなり強固に持っているパターンがあります。

 

勿論、それは悪い事ではありませんが、激しく自分の思想を信じているからこそ、それに対する批判や疑問に対しては、耳を貸せなくなってしまう事があるので気を付けましょう。

 

独善に陥らないようにすると良いですね。

 

  12ハウスの冥王星


12ハウスの冥王星があると、人からはあまり目に見えない立場から影響を与えようとする傾向があります。

 

例えば、「人を喜ばせよう!感動させよう!」と思った時に、大勢の人達の前に立って自分の顔を晒して演技をしたりするよりも、インターネットで自分の顔や本名を発表しないでコッソリと漫画や小説、動画を投稿して行く…。と言った感じです。

 

これは悪い事ではなく、その方が単純に集中力を発揮できるし、気持ちも落ち着くと言う性質なのだと思います。

 

私もこの12ハウスに冥王星があるのですが、あまり自分から表に出て行く性格ではありません。

 

どちらかと言うと、私は人目のない所で誰かの為に頑張った方が力が発揮出来るタイプですね。

 

加えて、このハウスに冥王星があると、何か不思議な力や出来事(占い・幽霊・スピリチュアルなど)や自分や他人の無意識下の心の動きを知る事に惹き付けられて、どんどん勉強して行くケースがあります。