世間はクリスマスでざわつく中
F.Cuore中等部TR（in星ヶ峯公園）は
強風吹き荒れ、砂埃を受ける中
レクリエーションを進行中に
とある大きなトラブルが起きました…。
【12月25日】
鹿児島市の選抜メンバーは吹上浜にて活動のため
4分の１ほどいない中ではありましたが
クリスマスということもあり、多少の景品を用意して
レクリエーションの機会を設けました。
（大したのは入っておりません…😭）
クラブ新人戦も終わり、次は1月中旬のＵ１３大会
そして2月中旬以降はチェストリーグ。
年明けから合宿や試合・大会が続くので
チームでリフレッシュするには割といいタイミング。
チーム編成をして、チーム名を決めて、宣誓をして
今日のプログラムとルールを伝え、
いざ、開会。
簡単なコーディネーション系のチーム対抗競技にて
ウォーミングアップをおこない
続く、ドッチボールとランニングで
クリスマス景品の獲得に向けたポイント争いの熱量は高まってきました。
そしてトラブルがおきた競技、、、
ブラインドサッカー。。。
こちらプレーヤーがアイマスクを着用して、
サポート役がプレーヤーを声のみで指示しながら
ゴールを目指す競技。
コミュニケーションの重要度が高く、言葉選びとプレーヤーとサポート役の関係が問われるため
レクリエーションでもサッカーとの結びつきに気付くかなと思い取り入れました。
指示はあれど互いに目を隠しながらプレーするので
多少の接触はあると予測していたものの…。
先に申し上げますと、私の予測回避力が足りておらずトラブルが起きました。
内容は、ドリブルするプレーヤー、ボールを奪おうとするプレーヤー
互いにGOサインのもと勢いよく走り始めて接触。
ドリブルしていたプレーヤーの額に、奪いにいったプレーヤーの前歯が当たり
額から流血。前歯はぐらつきました。
レクリエーションは勿論一時中断、
練習に居合わせた保護者様がご対応下さり二人は病院へ行きました。
診断の結果、額を切ったプレーヤーは5針縫い、
前歯を痛めた選手は歯にヒビが入っておりました。
良かれと思って用意した時間、
このような事態になることは考えもせず、、。
サンタさんは今年、僕に教訓を贈ってくださったようです。
「慣れないことほど、起こりえることを深く考える」
「危険が少しでも伴うなら事前共有を徹底し、危険なイメージを全員で持って始める」
「心のうわつき×危険度＝事故確率」
トラブル後のレクリエーションは気分も乱れ、
最後まで進め、景品の贈呈も行いましたが
当たり前のように盛大には盛り上がらず
それぞれ神妙な面持ちで、景品を持って帰りました。
私にとって今回は「挑戦による失敗」でした。
ブラインドサッカーを取り入れるのは初めての試みだったので…。
「言葉を、戦力にする」
ことがスポーツ界に関わる上での私のテーマですが
言葉によって危険を回避できなかったこと
言葉の質を要求しきれていなかったこと
深く、学習（反省）しております。
私は、
「人生には、成功と学習しかない」
と思っている性分で
「失敗は転倒することではなく、転んで立ち上がらないこと」
を指すと考えてます。
次に選手たち関わるとき、指導者としても新しくなって参りますので
どうぞ宜しくお願い致します。
その中でも、選手の良いところを見つけましたので
そちらを共有して終わります。
トラブルが起こった直後
衝突したうちの一人が相手にも周りにも平謝りしていたところ
ある選手が
「というか誰も悪くなくない？？」
と言って周りから咎められる状況を回避させたこと。
そして、景品の贈呈にて、
また違うある選手が
「景品の一つはＲ（額に怪我を負った選手）でいいです！」
と言って心配りをしたこと。
レクリエーションを中断し、再開したとき
ラストゲームの時間を本人なりに本気で取り組んでいた選手がいたこと。
ありがとう。さすがでした。
みんな新年に向けて、
日々を大事に、丁寧に過ごしていきましょう。
蹴り納めは28日。
心を整えよう。
