注意:この回顧録は半分フィクション半分ノンフィクションです、あらかじめご了承下さい。
誤字脱字、支離滅裂な文章はご愛嬌


続き

マイはトイレから出て帰ろうとするワイを引き留めたと思ったら小さな紙を渡して急いで指名客のテーブルに戻っていった。


社員さんを外で待たせてるのもあったので特に気にも止めず紙はコートのポケットにねじ込んだ。


トイレ遅っせえな笑 ほらラーメンでも食って帰るぞ


社員さんに〆のラーメンまでご馳走になりタクシー拾って帰路についた


帰宅した頃にはマイからの紙の事なんてすっかりと忘れてしまっていた💦


こうして無事キャバクラデビューを終えた😊


キャバクラ狂いにはならなかったけど
デビュー戦は凄く楽しい思いしかなかった。
特にマイとの過ごした時間は格別。
単純にまた会いたいって感情があったと思う。


でもでも、1人でキャバクラなんていけないし‥
社員さんをワイから誘うのも奢られ狙いだと思われたくないし‥‥


悶々とした気持ちで新年を迎え、正月三が日の仕事を乗り切った。


マイの事を忘れかけてきた正月明けの仕事中に社員さんが喜んだ顔してワイのところにきた。


おい!みんなに臨時ボーナス出るってよ!


パチンコ店は年中無休
年末年始も休みなく営業していた。大学が冬休みのワイは繁忙期なのもあり連日バイトしていた。

どうやら年末年始の売り上げがかなり良かったらしく全社員に臨時ボーナスが出ることになったみたいだ。


バイトのワイには関係ない話だと話を流していたが


お前にもボーナス出るってよ!



馬車馬のように働くワイに本来支給されないけど
寸志程度の臨時収入を頂いた😊



あぶく銭だ😎



すぐさま社員さんに



この前のお店行きませんか?


言葉通り現金な奴なワイ

あぶく銭を手にした途端、マイを思い出した。


続く