昨日の東京新聞2面に興味深い記事があった。
福島原発事故で海に放出された放射性セシウムの一部が、北太平洋の西部を循環し、日本周辺海域に戻ってきたという調査結果が国際学会で発表されたらしい。
調査地点のうちでは鹿児島県薩摩半島沖で最も高い数値(1立法㍍あたり2ベクレル)が検出され、ほかに高知県沖、富山県沖、新潟県沖などでも高い数値だったという。
発表した福島大学の教授は「魚や人体には全く影響がない」と言いながらも「半減期が長いので長期間、この程度の濃度が続くか上昇する可能性が高い」とも言っている。
たとえ“ただちに影響はない”濃度でも長期間さらされたらどうなのか!?
この調査結果からすれば、福島から遠い九州、四国、日本海側もセシウムで汚染されてしまったことは明らかだ。
原発事故は一体どこまで私たちを苦しめるのだろう!?
世界中の海を汚して、何の反省もない東京電力と日本政府。
すぐ近くで大地震が起きても原発を止めない九州電力と日本政府。
次々に原発再稼働を目論む、恥知らずな各地の電力会社と日本政府。
何度でも言うが、原発がなくても日本の電力は足りる。危険な原発を電力供給のために動かす必要など全くない。
何故こんなに地震の多い日本列島に、こんなにたくさん原発を建設したのか!?
何故政府と電力会社は原発を諦めないのか!?
全原発を廃炉にさせることは、憲法9条を守りぬいていくことと同じくらい大切なことかもしれない。