30年以上前、私が高校生の頃にも合唱コンクールというものはあった。
全学年、各クラスで楽曲を決めて練習し、体育館で発表した。
当時は合唱曲よりフォークソングや歌謡曲を合唱にアレンジしたものが好まれ、特にユーミンの曲が人気だった。
3年のときにはテレビのバラエティー番組のテーマ曲を、クラスのフォークソング部員の子たちがアレンジしたものを歌って優勝した記憶がある。
女子校だったのでクラスの誰もが練習には熱心だった。
大学4年で教育実習に行ったとき、ちょうど合唱コンクールの練習期間中で、放課後に残り、担当クラスの練習に付き合ったりした。
たった4年の差でしかないのに、楽曲はすっかり正式な?合唱曲ばかりになっていたし、発表は市民会館大ホールに変わっていて驚いた

さて、三女のちーちゃんの高校では2月に1年生と2年生だけで合唱コンクールを行うそうで、すでに練習が始まっている。
保護者会のときに先生に伺ったところによると、都立高校で合唱コンクールを開催できるところはそう多くないのだそうだ。
次女のがんこちゃんの高校で恐ろしくハイレベルな、しかも楽しい合唱コンクールを毎年堪能させてもらっていたので、意外な気がした。
ちーちゃんの学校では15年前くらいから始め、最初は先生方が前面に出て指導しなければならなかったものが、ようやく今では生徒たちが自主的に運営できるようになったらしい。
ちーちゃんのクラスでもまだやる気のない生徒が多く、なかなかまとまらないらしいが、2月までには何とか形になってくれるだろうか。
あまり練習に参加できていないちーちゃんだが、歌は大好きだし、みんなで力を合わせて頑張ることに一生懸命取り組む子だから、合唱の練習がきっかけで元気になってくれるとよいのだが…。
数日前に、昨年の中学3年の合唱祭で金賞をとったときのCDを一緒に聞いてみた。
中学生としては本当に立派な素晴らしい合唱だった。
あのときもクラスをまとめるために悪戦苦闘していたっけ。
責任感や正義感が空回りして疲れてしまうのは今も変わらない。
私は「音楽の力」を信じている。
音楽は人の心を癒し、活力を与えてくれる。
好きな音楽を聴くことももちろん良いが、楽器を奏でること、歌を歌うことがどれほど楽しいか

たとえ失敗して音をはずしても構わないから、大好きな歌が、歌うことが、彼女に勇気を与えてくれますように…
