原子爆弾が120万発 | さららのブログ

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広島に投下された原子爆弾は上空で破裂し、あれだけ悲惨な被害をもたらしたとはいえ、放射能の大半は気流によって拡散し、広島にはさほど残留しなかった、と聞く。


一方、福島原発の事故で東日本各地は放射能に汚染されたが、今もなお熔けた核燃料(デブリ)は原発内部に留まり、新たな放射能を放射し続けている。


さて、今朝の東京新聞3面によれば、


すでに日本国内には原子力発電により発生した


高レベル放射性廃棄物(本来、棄てられるべきものではないので、廃物と表記したほうが良いかもしれない)


いわゆる「核のごみ」が、広島の原爆120万発分に相当するほどの量がたまっている、という。


そしていまだにその最終処分場が決まっていない。


核のごみの処分は


原子力発電環境整備機構(NUMO)


が主体となって行われるが、目指すところは30年から50年かけて冷却した後で地下深くに廃棄する、地層処分だ。


冷却するだけで50年かかる。


今、産み出された核のごみを計画通りに中間貯蔵できたとして、最終処分するのは50年後。


私は多分生きていない。


NUMOの担当者も、すでに機構を退職しているだろう。


もちろん、川内原発を再稼働させた責任ある人々の誰もが鬼籍に入っていることだろう。


すでに原爆120万発分のごみが行き場もなく、とりあえず中間貯蔵されているのに、


また新たにその危険なごみを産み出そうとしている。


バカか!?


と、つい、つぶやくしかない。


しかも、問題は日本の地層が非常に不安定で、地層処分には適さないことだ。


日本の地下は断層だらけ、地下水は豊富、おまけに地震や火山も多いのだから、


一旦地下に埋められた核のごみが断層のズレによって潰されたり、地下水に漏れ出したりする事態を、どうやって防ぐというのだろう?


私にはどう考えても、これ以上核のごみを増やすリスクと、原発により得られる電力と経済効果を比較して、原発再稼働がマトモな選択だとは思えない。


政府や電力会社、原子力機構などを相手にしたところで、奴等は日本の国土のことなど何とも思っていないので仕方がないが、



政府の原発政策を支持される方、川内市で再稼働を望まれた方、伊方や高浜で再稼働を期待している方、


核のごみをどうしたらよいのか、どうか有効な解決策を提示していただきたい。