行く川の流れは絶えずして

しかももとの水にあらず

 

行く道は変わらずして

しかももとの道にあらず

 

今回は、

妻の「行きたい!」という言葉で、

海に行くことが決まりました。

 

朝からいろいろと話をしながら過ごしていたのですが、

話の流れが海のことに及んだとき、

今日行こう!と思ったそうです。

 

自宅のある葛飾から東京湾までは、

江戸川区を越えて南下しなければならず、

結構な距離があります。

 

先日のGW、

子ども達は私と一緒に2回、

海に自転車で行くことに成功しました。

家に帰った子ども達が、

今度はカニ釣りに行きたい

次はママも一緒がいい、

などと話す声を聞いていて、

妻の中に、

わたしも行きたいという気持ちが生まれていたものの、

やはり行けるかなという不安もあったようです。

 

外は青天。

サイクリング日和。

 

念のため、

ダメだったら帰ろうねと確認しておいて、

いざ出発!

一人仲間が加わると

全体の動き方も変わります。

 

荒川土手に出てから、

妻は音楽をかけながら進んだのですが、

最初はノラ・ジョーンズのスローなバラード。

自転車のスピードもゆっくり。

しばらく行って、

これじゃちょっと遅すぎるよと言ったら、

今度はヒゲダンのアップテンポのノリのよい曲に。

 

一気にスピードがあがって、

スピードの遅い次女と付き添う私を置いて

どんどん行ってしまいました。

おやつ休憩の時間は

私一人のときよりずっと長くなりました。

妻が加わって、

道中を楽しむという要素が

強まったと思います。

 

そして最後は無事海に到着!

「これるもんなんだね」と妻。

 

少し遅めの昼食を取り、

こども達は念願のカニ取りに没頭。

 

 

 

 

海のそばで時間を過ごし、

妻も気持ちが解放されたようです。

 

海に来れたことをとても喜んでいました。

そしてまた来たいという気持ちになりました。

 

「行けるかな」との思いが、

「また来れる」に変わる。

 

子どもだけでなく、

大人にとっても、

海に行くことは小さな冒険でした。

 

帰り道、

長男はカニ釣りに使った木の棒を

ずっと持っていたのですが、

糸の先に付けていた

餌のスルメがなくなっている

ことに気づきました。

どうしたの?と聞いたら、

食べちゃった!

ですって😅

 

私にとっては、

仕事の中で、依頼者が納得のいく結論を見出していくことも、

家庭の中で、家族が思いを実現していくということも、

根底にあることは共通しているように思われます。

 

仕事から学ぶこと、

家庭から学ぶこと、

それぞれを循環させながら、

人というものをより深く理解していきたいと思っています。