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のんびり

いろいろあるけれど、平穏無事に暮らしたい

昨夜から断続的に雨が降っている

各地で猛暑となっているようであるが当地は今のところ厚い雲で陽射しが遮られているのでそれほどでもない

湿った風が吹き抜けている

 

 

EURO2024ベスト4が出揃った

イングランドVSスイス戦を見たが、スイスの方が良い試合をしていた

イングランドはネームバリューがあるが何かが足りない、すごい選手を並べるだけでは勝てないのがスポーツである

サウスゲート監督のなかではパーマーはあくまでもスーパーサブで試合の流れを変える選手という位置付けのようだし

スイスの23シャチリがなかなか、116分のコーナーキックから直接狙ったのは冷静すぎる

現コソボ出身だが幼少期に早々にスイスに移住とある、スポーツには遺伝子的な能力も大きい証左となるのかな、東欧のブラジルと言われた地出身だ

 

さて少し前にこんな記事を目にしていた

ポンコツ高校に入学して紆余曲折あったが全国大会出場

以下、抜粋

”二宮選手らが入学した直後の2022年5月、給与の未払いなどを理由に教員らがストライキを行う「異例の事態」に。

 

高校の運営母体である学校法人は、静岡県菊川市にあったが、その静岡県から経営の改善を求める措置命令を受けた。校長が高校に常駐していないとか、図書室が未設置といったずさんな学校運営が明らかになった。そして、次の年からの生徒の募集は停止される事態に。

 

同級生の中には「心置きなくバスケをやりたい」と転校の判断をした生徒も。その年の夏休みが終わると、1年生部員は14人から一気に7人に。学年が終わる頃には現在の6人だけになってしまったのだ。

 

学校は、幾度か理事長が変わるも経営は改善されなかったという。全国遠征というのに学校側からの金銭的なサポートはバスケ部に対して皆無。保護者らは自分の子どもにかかるウインターカップ中の遠征費用として、27万円をそれぞれ支払ったという。和歌山南陵高校バスケ部の創部は2020年。その歴史は浅い。OBからの寄付などのサポートも期待できない状況だった。

 

 

ことし4月。学校法人の理事会があった。理事を含む経営陣全員の退任が決まり、新たな理事長が就任した。企業などの支援を受けて、今後は生徒を新たに募集できるように進めていきたいという改善方針が保護者にも伝えられた。「生徒ファーストの運営」が改めて示され、やっと明るい兆しが…

 

うれしい悲鳴。保護者たちの予想通り、子どもたちは6人で勝ち上がり、6月4日に和歌山代表に決定した。圧倒的な強さ。決勝戦は108対59。大差をつけての勝利だった。そして、クラウドファンディングはトータルの支援額50万円をひとまずの目標に展開。”

 

部員数6人のバスケチームが和歌山県代表に勝ち上がった

遠征費用などなどクラウドファンディングを募った結果どうなった?と

 

 

結果、なんと763万4千円も支援があったようだ

 

近畿地方の大会でも3位になっとるようだ

 

バスケってファウル退場や選手の入れ替わりが当たり前のスポーツという側面から考えると6人チームで勝ち進むってそうとう難しと思う、高校はプロじゃないからまた違うのかな?

実力があるメンバーを固定したから(せざるを得なかった)こその強さもあるのかも知れない

 

 

小学・中学・高校と人数の問題だったり、クラブチームの台頭(国がそういう方向へ誘導している側面もある)と公立学校における部活が終息する方向に進むことで「スポーツがやれる環境」ということもおいても大きな格差が起きている可能性は否定できない

一部都市圏の鉄道移動可能な地域などでは練習試合なども子供達だけの移動も可能であることから、地方と比べると比較にならないくらい容易な側面などもある

誰しもが平等を掲げて、平等が当たり前のように振る舞うが、現実には平等から遠のいていることも考えられる

 

今後も教員の負担軽減という名目で学校における部活は縮小方向へ向かうのは明白、その代わりにクラブチームがますます繁栄する流れになるのだろう

それは純粋にスポーツを楽しむというよりも経済的活動に要点が移るということの他ならない(プロ養成所という面もあるだろう)

そして困窮者はスポーツを楽しむことからも外されてしまう方向になっているのが現実なんだろうな

 

 

和歌山南陵高校バスケ部には金銭的心配をせずに伸び伸びとプレーして欲しいと思う