なんだっていい♪ | のんびり

のんびり

いろいろあるけれど、平穏無事に暮らしたい

ん?…
突然、頭をよぎる
誰の曲だったけ?

なんとなく思い浮かんだフレーズをrepeatする

“なんだっていい  夢中になれたらそれがすべて
大体でいい  未来が見えたら始めるのさ”


しばらくrefrainしていると、確か…と思い出す

今回はSupercar
PCに取り込んであったっけ?と確認しても入っていない
CDは処分したような気が…と一応探してみるとあった

 

Supercarのデビューアルバム「スリーアウトチェンジ」のなかの”I need the sun”だった
何十年かぶりに聴いてみる、幸いCDは壊れていなかった

 

 

歌詞カードを開いてみると他の歌詞も思い出す

 

 

歌詞を読み思い出す
 

“なんだっていい  夢中になれたらそれがすべて
大体でいい  未来が見えたら始めるのさ
安心していい  舞台は今からつくればいい
単純でいい  それですべては素晴らしいのに”

 

 

 

“憧れだけじゃ本当は何も見えないなって思うから
あきらめだけは夢から覚めても言わないよって、それだけさ”

 

 

“そんなにまだずっと先が はっきり見えてるわけじゃないけど
こんな僕にやれることは  これしかないって気がするんだ

こんな僕に言えることは  そんなに大事なことじゃないけど
こんな僕が変われるなら  今しかないって気がするんだ”

 

 

他の曲も思い出す

CDはないのでネット検索

 

「Easy way out」だった

 

“なくなっていいさ、全部
なくなっていい
たぶん、なくなって分かった方が、その方がいい、まだ

なるようになるさ、どうせ
なるように
たぶん、なるようになっていつか若かったせいで片付けるさ”

 

 

ティーンネイジャーあるいは20代前半青年期特有のセンチメンタルな歌詞

しかし訴えかけるような共感を呼ぶような歌詞である

 

こういうバンドは継続が難しいのは仕方がない
長く続くグループ以上に解体するバンドの方が圧倒的に多い
バンドが成長するのではなくてあくまでも個人の成長の上にバンドがあるのだ
ストイックに成長する人は個として活動するようになる、あるいは自分の道を模索するような

そこには才能の差という避けられない壁もある、プロだから

 

一人の音楽家として成長した結果として再び再結成や誰かと組むことはあるだろう
YMOもそんな感じだったような気がする

 

 

青年期にはその年代特有のムーブメントがあるが中にはオールドミュージックに手を伸ばす人も必ずいる

流行りじゃないからダメ、古いから論外ではなくて良いものは良いという時代だ

ネット時代、サブスク時代、聴こうと思えばほとんどのものは聴けるだろう

ただあまりにも膨大すぎて選べない、というのが情報化社会の現状でもある

 

従って最終的には巡り合わせとしか言いようがない

しかし、良い曲はどんなに時間が経っても誰に聴かれているような気がする

 

音楽も陳腐化している感じは否めないがなくなることはない

陳腐化というよりも一般化か

 

「ギターくらいは弾けるようになろうよ」

と小沢健二が言っていたように記憶している

楽器が弾けないミュージシャンも珍しくなくなった

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