大変だ | のんびり

のんびり

いろいろあるけれど、平穏無事に暮らしたい

昨夜からの雨降り、強風が吹いている

東北新幹線が停電で止まったようで、なんか最近頻度が多い気がする。気のせいか?

通院の時にあたらなければ良いけれど

 

そういえば「水沢公園で桜」だと思っていたら「水沢・秋葉公園で桜」だったようだ

どうりで蕾しか見れなかった訳だわ、思い込みって怖い

 

変わりに水沢国立天文台で梅が見れた

 

小林製薬が大変なようだ

取り敢えず現時点の状況を書き出してみる

 

健康被害の原因物質は「未知の成分」である可能性が高いが、まだ未確定である

①紅麹に「未知の成分」が含有されている
②紅麹原料からも検出
「未知の成分」は2023年4月〜12月に製造された紅麹で確認。該当するLotは確定済み

2023年4〜10月製造の紅麹で、2023年7〜12 月出荷の製品。だったようだ

これが変わると下の考察も変わる

 

次の記事から少なくとも製造のトレサビリティは取れているようだ

”「未知の成分」は去年4月から12月に製造された紅麹で確認されたことが分かりました。
また、現時点で健康被害を訴えている人は、去年7月以降に製造されたサプリを摂取していたということです。”

 

 ”同社は当初、2023年7~10月の製造分に健康被害につながる「意図しない成分」が含まれているとしていた。だが、同社の確認の結果、23年4~10月製造で、23年7~12月出荷の製品に含まれていることがわかった。製造期間を誤って説明していたという。”

 

 

 

当時「当該紅麹」を製造していた工場が昨年12月に廃止、設備ごと和歌山工場に移転

 

①〜④から工場で作った原料の中に「未知の成分」が含有されていた可能性が高い

”この点について、小林製薬は22日の会見で、「原因物質は特定できておりませんが、”成分”が出ているのは、紅麹原料からも出ておりますので、おそらく弊社の自社工場で作った原料の中で入っていたのではないか」と述べています。”(別の記事より)
 

 

ここまでで分かっていないことはなんだろう?

?1:「未知の成分」がなんなのか?それが医学的にどう作用して腎不全を起こすのか?

 

?2:「2023年4月〜12月に製造された紅麹」に限定して「未知の成分」が確認されているとすると其の原因

2023年4〜10月製造された紅麹に限定して「未知の成分」が確認されている、其の原因

 

 

?3:本年2024年1月から本件発覚までに移転した和歌山工場において「紅麹」は製造されていないのか?製造されたいた場合、和歌山工場製造「紅麹」には「未知の成分」は確認されていないのか?

 

2023年4〜10月に製造された紅麹に「未知の成分」含有ということで、それではそれ以後11〜12月に大阪工場で紅麹は製造されていたのか?製造されていたのであれば其の紅麹に「未知の成分」はなかったということで良いのか?

あるいは工場移転のために大阪工場での紅麹生産は2023年10月で終了していたのか?

あとは移転先の和歌山工場において紅麹は製造したのか?

 

工場移転前後にはまだこの案件はなかったから供給するためにどこかで生産を継続していたと考えられるが?どうなんだろう

 

 

これ以下は訂正しない。面倒だ

このようにちょっとした公表内容の違いでも、そのあとの考察は全然違ってくることは往々にある

焦って早合点は気を付けたいところだよね

 

 

 

という感じになるのかな?

?3において仮に和歌山工場製造の「紅麹」に「未知の成分」が含有されていないとなると、原因は限定されてくるように思うが、如何せん実際に製造した大阪工場がないんだもんね

 

4〜12月という期間限定で移転前ってのも気になるような気もする。人事異動?意図する意図しないにかかわらず人為的な問題もあるのか?其の他製造工程に変更があったのか?

 

まあ、追い追い判明してくるよね

 

 

⑤関連が疑われる死亡者が4名、入院者が93〜106名(報道にばらつき有り)

3/29日現在

 

⑥「当該紅麹」の卸し業者52社、卸業者から購入して製品製造している会社は173社

 

⑦関係各位に対する賠償

”小林製薬は、原料の販売先が紅麹入りの商品を自主回収する費用を負担する方針で、自社と販売先52社を合わせた回収費用を18億円と想定している。”

”サプリ摂取による死者や入院患者らへの賠償なども加わり、小林製薬の負担は大きく膨らむ見通しだ。”

 

 

 

最初にサプリ疑いの報告があったのが2024年1月15日、それから2月上旬にかけて報告数が増加

3月22日に会見で製品回収と状況説明

 

健康被害との因果関係についての調査

製造工程の確認、異常の有無の調査

工程別に製品の異常の有無の調査

 

なんかがあり、紅麹原料に「未知の成分」が含有されていることが分かった

 

まったく原因がわからない(紅麹が原因かどうかも不明)な状態からの原因調査ということで

2月上旬にかけての報告数の増加から自社製品(あるいは供給先の製造も含めて)になにかある可能性が濃厚になってきて、一体どういうことなんだ…

から約1ヶ月で「未知の成分」の含有を突き止めた。ということで別段とんでもなく遅いということでもないような気もする

 

人体に影響を与えうるということで重大ではあるが、分からないことを解明するという調査、あるいは品質管理・保証に対する不具合対応には時間を要する

焦って早合点して誤った調査報告など公表して、後々間違ってましたなどどなった場合はより酷い状況になることも考えられる

 

この件で小林製薬がやれたことは数日〜1週間程度前倒しで疑われる製品の自主回収及び摂取の禁止を公表するくらいだと、個人的には思う

恐らく「未知の成分」含有の判明からの公表は迅速だったのではないだろうか

 

問題が起きた時にやれることは限られる

まあ、しかしこれまで問題が生じなかったことにある時期を境に問題が生じたということであれば、必ず何かしら変化があったはずであることは間違いない

其の変化がなんなのか?

 

「未知の成分」と共に究明が求められる

 

 

と終わろうとしたら、亡くなられた方が出たようだ

死亡者が5人となった