インフレ | のんびり

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いろいろあるけれど、平穏無事に暮らしたい

なんか雪が降り続いている

昨日は真冬日だったようだ

朝から雪かきで汗ばむ

 

昨日

今日

 

インフレである

先日、日銀総裁も「今後も物価上昇が続く」という見解を示したのは記憶に新しい

 

発言抜粋

”日銀の植田総裁は22日、衆議院予算委員会に出席し、日本経済について今後も物価上昇が続くとして、「デフレではなくインフレの状態にある」と述べました。

 

衆議院予算委員会に出席した植田総裁は、今はデフレかインフレのどちらなのかと問われたのに対し、「消費者物価は去年までと同じような右上がりの動きが続くと予想している。そういう意味でデフレではなく、インフレの状態にあると考えている」と述べました。”

 

インフレの時代なんだ、これからはグングン物価が上昇する!

ということなのである。偉い人がそう言ったのだ

 

一応、念のためお国が公表している数値を確認してみた

日本・アメリカ・EU圏の2020年からの数値を追った

世界の大事との関係性はどうなっているのか?

言わずもがなであるが2020年はCOVID-19騒動が始まった年、2022年2月22日にはロシアがウクライナに軍事侵攻を開始した

 

 

COVID-19騒動が世界に波及し始めた頃はいずれも物価上昇は緩やかかあるいはマイナス、しかし2020年の内にアメリカ・EU圏・日本の順に上昇傾向に転じているように見える

そして世界を驚かせたロシアのウクライナ侵攻からしばらくすると再びアメリカ・EU圏・日本の順に物価上昇具合は減速傾向になった

 

それではとアメリカの物価動向と中央銀行の対応を見てみる

COVID-19騒動が顕在化してFOMCは一気に政策金利を0.25まで引き下げた、即座に反応するかのように物価上昇は反転を示しているような気もする

ロシアのウクライナ侵攻が突然始まった頃にはインフレ率は7.9%に達していて既に高い、そのインフレはロシアによって導かれたものではないのだろう

上がり過ぎたインフレを抑制するためにFOMCは政策金利を上げ始めた、すると物価上昇は緩やかになった(っている?)

 

 

最後に株価指標もプラスしてみた

みんな大好き絶好調のアメリカ指標のうちのS&Pを取り上げた

政策金利が下がって物価上昇が始まると株価指標も上昇、物価上昇がピークになる前に株価指標はピークアウト

政策金利が上がって物価上昇率が下落傾向を示す、途中までは相関性がありそうであるが株式指標は途中で反旗を翻して上昇を始めている

 

 

同じことを日本でもみる

異次元の金融緩和を不退転で継続しているので物価が上に振れようが下に振れようが政策金利は変わらない

物価は大きく動いたように見える。アメリカ・EU圏と比較すると小さいが

 

 

次に株価指標を加える

N225を追加

 

物価が明確な上昇傾向を示しているときは停滞気味、物価上昇が減速し始めるとN225が上昇…

 

 

とりあえず2020年から現在までの短い時間軸を見てみた

なんだろうな日本てすべて後追い?

 

日銀総裁の「今後も物価上昇は継続する」という判断は当たるのかどうか?

今は世界と同じくらいの物価上昇具合になっている

結局、海外情勢の変化を受けているということで日銀の政策って関係ないんじゃないの?なんてことを漠然と思う

世界の中央銀行と比較すると影響力は小さいと考えても間違いではないのかも知れないな

中央銀行が何もしなくても物価も株価も変化するんだな

 

あくまでも数値から見ただけの所感である

実際の景況感とはまた異なるだろう

 

何事も自分で確認するという作業は必要であると思う、ただそれだけだ