昨日上げた分を今日下げた、831円安37628円と38000円台は1日天下で終わった、それだけ市場の雰囲気は弱くなっている、円はついに155円を突破した、この円安は日本経済の足を引っ張りだす、この事が外国人投資家達の日本株に対する心理を悪くしている、日本のインフレはアメリカのそれとは大きく違う、アメリカは大きく経済が動きすぎてインフレになっている、日本は経済活動は停滞したままで、ただ円安による物価高が原因でインフレになっている、即ち悪性インフレである。

 

 

昔はどこかで戦争が起きると有事の円買いで円が真っ先に買われた、今回は違う有事の円売り、これは後進国の通貨と全く同じ動きになっている、長く続け過ぎた金融緩和は日本国を劣等国に陥れた、しかし政府も日銀もこの事には気が付いていない、ただ金利差だけで円安が起きている、この解釈だ、それだけではない円安の大きな原因は際限なく膨らんだ政府債務が円安を助長しているのだ、そして日本国を劣等国に押しやった、株価はこの様な事を織り込み始めたかもしれない。