陰線を付けたが今日も新高値の更新である、72円高40888円が終値、来週は41000円のラインで動く事になる。
どこで天井を打つのかは分からないが日本の株価とアメリカの株価は常識の範疇を超えて動いている事は確かである、企業業績や国家の経済力では説明がつかないところまで高値にある、しかしバブルではない、と皆がはやし立てている、バブルは崩れてみて初めてバブルと分かる厄介者である、なぜこの様なところまで買われるのか。
世界の金余りがそのまま放置されているからだ、アメリカも金利は上げたが量的な引き締めを行っていない、日本はゼロ金利は廃止したが金利が上がったわけではない、そして国債の買い入れは依然として続けると言っている、即ち量的には超緩和状態が続いている、中国が崩壊に向かっている現在、中国から流れ出したお金は行き場所が無くなっている、そのお金が日本とアメリカの株価を際限なく引き上げている、これしか説明のしようがないだろう。