安く寄り付いてから売り込まれた、10時過ぎから買い上がったが前日の終値に届かないまま昼休みとなった、現物取引が無くなった昼休みの時間帯に、円売り先物買いの裁定取引で先物価格を引き上げて、午後の取引に入った高くなった先物価格に引き寄せられるように現物株の買いが入って前日比111円高、38807円まで引き上げて終わった。

 

 

今日の現物株の動きを見ていると、どの銘柄も力強さに欠けた動きである、下にも行かない、上にも上がれない、このままじっとしていたら下に向かうかも、この心配があって午後から相場を作った、しかしこの方法は長くは持たない、特に今は円高に振れやすくなっている、夜のうちに円高が進めば円とセットになった先物は売らざるを得ない。

 

日銀の動きが決まるまで外国人投資家達も買いを控えている、円高が進めばむしろ売って来るかもしれない、夜になると先物を吊り上げておいて翌日の現物買いに繋げる、この様な動きをしていた人達も今は動いていない、しばらくは様子見の展開が続くことになるだろう。