アメリカが安かったので終始安値のラインで動いた、しかし大きく売り込まれた訳ではないが個別銘柄の指数は圧倒的に売りが多くなっている、275円安、36011円が終値。
FRBも金利の引き下げは先に延びることになった、そして日銀もやっと金融正常化に向かって重い腰を上げようとしている、その為に日米双方の株価は下落した、日本の金融正常化への評価は株価にとってはプラス要因とマイナス要因の両面がある、言うまでもなくマイナス面は金融が締まれば株価は下落する、ましてや日本は日銀の買い支えで今日の株価がある、その日銀が金融引き締めに向かえば株価下落の大きな要因となる。
一方、安倍、黒田ラインで始まった行き過ぎた金融緩和は日本の国家を先進国から劣等国へと変化させた、世界の先進国が金融緩和から脱皮し、金利の有る正常な経済活動へと大きく舵を切る中で日本だけがマイナス金利の世界から抜け出せないでいた、その為に異常な円安になり国民は物価高で大きな損を被った、この状況が少しでも改善されるなら、国家にとって国民にとって金融の正常化は大きなプラス要因となる。
この2つの解釈で、ある時はプラス要因となり、またある時はマイナス要因として株価は上と下に動くことになる、今日も売られたけれども昨日の安値には至っていない、そして引け値も36000円台を保っている、明日はまた切り返してくるかも知れない。