31,388円の寄り付きから31,560の高値まであった、引けは317円高31,233円と陰線を付けたがびっくりの高値で終わった。しかしここが天井ではない明日も高いだろう、夕場の先物は100円ほど高いところで推移している。

 

ではなぜ今回こんなに高いのか、この解説をしておきたい、今回の値上がりは外人投資家達の思惑買いで大きく値上がりした、日経平均株価のチャートから見れば明らかに買われ過ぎ天井を示しているが、買い上げている外国人投資家達から見れば、$ベースでみた場合、買っても買っても日本の株価は安値にある、それは円安が進んでいるからだ、円は140円を超え150円に向かって進んでいる、当分の間日銀の政策変更はない、円売りを仕掛けながら日本株を買い上げる、これが今回外国人投資家達が採った投資戦略である。そのおかげで日本株は歴史的高値を再現している。

 

日銀の金利修正を見込んで国債を売り込んで彼らは失敗している、今度は日銀の政策を徹底的に利用し、ゼロ金利の日本円を借りて日本株を買い上げ、円売りを仕掛けてきている、この戦は長期戦となるだろう、円を150円までもっていけば日銀は動く(円買いか金利修正)そこから反対売買に動く、この様な推測で見ていれば良いのではないか、即ち円の動きが150円近くになったら株価も天上を打つかもしれない。