2020/1/30の日経平均株価。面白かったといえば投資家の人達からお叱りを受ける。しかし場面(ばづら)を見ているとこんなに面白い日はめったにない。それはすべての銘柄が暴落したからである。あれよあれよという間に下に向かって下がっていく、前日の夜先物が安かった、その流れで相場ははじまったが、11時過ぎ香港の下落と共に東京市場も売り一色となった。このような下げは一昨年の年末以来なかった、しかし今回もその前哨戦はかなり前から出ていた。私が毎日集計しているサイコロの数値は、一部上場2100銘柄の内50%以下で動いている銘柄が1694に達している80%以上の銘柄は高値から大きく下げて推移している状況である。過去にもこのような状況は度々あった。その時は必ず日銀が出てきて助けた。しかし今回は日銀が出るのが遅い、その理由は前にも書いたが、これから日銀が抱えることになる株式評価損と関係する。この時点で買い支えたら、この先の値下がりで大量の評価損が発生する、それを心配している。しかしこのまま放置すれば株価はどこまで行くか分からない、いつ日銀が出るのか、明日出るかもしれないし22000円を割り込むまで出てこないかもしれない。香港も上海も大きく下げている。アメリカも今夜は安いであろう。