田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のメロンの品種 ②を紹介する。」
「メロンはインド原産でウリ科キュウリ属の植物である。」
「今年度のメロンの栽培では一般的なマスクメロンが失敗した場合に備えて、マクワウリの系統が入ったプリンスメロン系を育苗することにした。」
「メロンは4種類の品種を栽培している。」
「品種名はレノン、パンナTF、プリンスメロン、都プリンスである。」
レノン
パンナTF
プリンスメロン
都プリンス
サカタのタネ: プリンスメロン
田吾作「これはサカタのタネのプリンスメロンというメロンとマクワウリの交配種である。」
「露地メロンとマクワウリの一代交配種で、栽培しやすい代表品種だ。」
「果実の重さは約500～600g、形は正円形、色は灰白色、糖度は約15～17度だ。」
「甘さ抜群で、熟したときの甘い芳香が収穫の喜びを誘う。」
「病害虫抵抗性は特にないので、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」
ナント種苗: 都プリンス
田吾作「これはナント種苗の都プリンスというメロンとマクワウリの交配種である。」
「栽培しやすくて家庭菜園で人気のプリンスメロン系だ。」
「果実の重さは約600g、果皮は白灰緑色、果肉は淡い橙色、果皮の近くは緑色のグラデーション、糖度は約14～15度だ。」
「草勢は旺盛で耐病性が優れ、低温低日照でも着果が良く、栽培が容易なメロンだ。」
「病害虫抵抗性は特にないので、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」
田吾作「以上が田吾作ファームで栽培中のメロンの品種 ②だ。」
「プリンスメロンはマスクメロンとマクワウリの交配種で、この品種の登場で冷涼な気候を好むメロンは温暖な気候の日本で栽培できるようになった。」
「都プリンスはプリンスメロン系の交配種で、糖度はやや低いが日本への環境適応性と耐病性が強いので、初心者でも栽培しやすい品種だと言える。」
「昔は東洋メロンとしてマクワウリが食べられていたが、プリンスメロンの登場でシェアを失い、メロンは安価になって身近な果物として人気を得た。」
「皆さんも家庭菜園でメロンを栽培しては如何だろうか？」
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