田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のオカの種芋の植え付けを紹介する。」
「オカは南アメリカ原産でカタバミ科カタバミ属の植物である。」
「田吾作は偶然にも見つけた日本では珍しいオカという芋に興味を引かれたため、情報を片っ端から集めて栽培することにした。」
「オカは1種類の品種を栽培している。」
「品種名はオカである。」
オカ
オカの栽培カレンダー
田吾作「これはチョロギの栽培カレンダーだが、オカの栽培方法は調べても分からなかったので応用することにした。」
「オカは3月上旬から5月下旬に種芋を植え付け、11月上旬から12月下旬に収穫期を迎える。」
「日照条件は日当たりが良い環境が適している。」
「水やりは多湿に強くて乾燥に弱いため、土の表面が乾いたら十分に水を与える。」
「肥料は種芋を植え付けた後に、約1ヶ月に1回のペースで追肥を施す。」
オカの特徴
田吾作「オカはアンデス山脈で栄えたインカ帝国で主食として食べられてきた芋類で、黄色い花を咲かせて草姿は日本のカタバミ同様の形状だ。」
「主食とされる地下茎 (塊茎) は直径が約3～5cm、長さは約10cm、色は赤色もしくは淡いピンク色だが、栽培種の多くは花を咲かせない。」
「多くの品種のオカはシュウ酸によるえぐ味があってそのままでは食べられないため、調理の前に下茹でして灰汁抜きをする必要がある。」
「生ではシャキシャキした食感で苦味は少なく、茹でると滑らかな食感になって優しい甘味とレモンのような爽やかな酸味がある。」
「農業栽培では春に種芋を植え付けて地上部が育つにつれて盛り土を行い、地下茎 (塊茎) の分裂と生長を促し、約8ヶ月後の秋から初冬に収穫する。」
アイリスオーヤマ: ベジタブルプランター 680 テラコッタブラウン
田吾作「これはアイリスオーヤマのベジタブルプランター 680 テラコッタブラウンだ。」
「土作りのベースにはサンアンドホープの花と野菜の土 プレミアム培養土を使った。」
「土壌殺菌剤は住友化学園芸の石原フロンサイド粉剤を使って殺菌と消毒をした。」
「土壌改良剤はサンアンドホープのバーミキュライトを使って保水性と排水性と保肥力を向上させた。」
「連作障害の対策はヤサキの連作障害ブロックW、朝日アグリアのハイパワーたい肥を使った。」
シンワ測定: 土壌酸度計A
田吾作「オカの栽培に適した土壌の酸度は5.5～7.0pHだ。」
「土壌の酸度は朝日アグリアのハイパワー苦土石灰を使って弱酸性に調整した。」
「農薬は住友化学園芸のベニカXガード粒剤を使って害虫と病気の予防をした。」
「有機肥料はサンアンドホープのぼかし完熟有機100%肥料を施した。」
「化学肥料は住友化学園芸のマイガーデンベジフルを施した。」
田吾作「以上が田吾作ファームで栽培中のオカの種芋の植え付けだ。」
「オカは初めて栽培する南アメリカ原産の芋で、芋虫のように奇妙な見た目をしているが、先住民にとってはジャガイモとともに主食の扱いだ。」
「ペルー原産のジャガイモやマシュアという芋は芋虫のような見た目をしていて、南アメリカ原産の芋類は何故か奇妙な形をしているのが特徴だ。」
「初めて見たときは松田優作さんのように『なんじゃこりゃあ！』と驚いたが、チョロギと芋虫組を結成して栽培しようと思った次第である。」
「田吾作ファームのオカの栽培は続く……。」
