田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のカボチャの品種 ②を紹介する。」
「カボチャは南北アメリカ原産でウリ科カボチャ属の植物である。」
「今年度のカボチャの栽培は西洋種と東洋種の性質の違いを比較し、田吾作ファームの環境に合った品種を模索することにした。」
「カボチャは6種類の品種を栽培している。」
「品種名は坊ちゃん、白い坊ちゃん、赤い坊ちゃん、小菊、打木赤皮甘栗南瓜、島カボチャ ひょうたん型である。」
坊ちゃん
白い坊ちゃん
赤い坊ちゃん
小菊
打木赤皮甘栗南瓜
島カボチャ ひょうたん型
アサヒ農園: 小菊
田吾作「これはアサヒ農園の小菊という東洋種のカボチャである。」
「果実は直径が約15cm、重さが約700g、早生で小型の代表品種だ。」
「名称の通り真上から見ると菊のような見た目なのが特徴だ。」
「手軽に栽培しやすく家庭菜園にも適している。」
「病害虫抵抗性は特にないので、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」
アサヒ農園: 打木赤皮甘栗南瓜
田吾作「これはアサヒ農園の打木赤皮甘栗南瓜という東洋種のカボチャである。」
「果実の重さは約1.7kg、形は平たい栗型、見た目が優れている。」
「草勢旺盛で栽培容易な極早生の豊産種だ。」
「営利栽培の見出しや家庭菜園など幅広く栽培されている。」
「病害虫抵抗性は特にないので、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」
フタバ種苗: 島カボチャ ひょうたん型
田吾作「これはフタバ種苗の島カボチャ ひょうたん型という東洋種のカボチャである。」
「沖縄で古くから栽培されている在来種のツルあり種で、うどんこ病などの病気や害虫に極めて強い抵抗性があって栽培しやすい。」
「果実は1株から約4～6個ほど収穫でき、肉質は粘質で甘味があり、果肉の色は橙黄色だ。」
「ツルの整枝や摘芯や追肥は必要なく、元肥だけで収穫まで放任栽培が可能で、耐暑性が強く高温期でも着果し、収穫時期は約40日だ。」
「病害虫抵抗性は特にないので、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」
田吾作「以上が田吾作ファームで栽培中のカボチャの品種 ②だ。」
「小菊は日本本土で昔から栽培されている東洋種で、真上から見ると菊の模様をしていて皇室の菊花紋章をイメージさせてくれる。」
「打木赤皮甘栗南瓜は日本本土で昔から栽培されている東洋種で、一見すると派手な見た目でカボチャには見えないが、甘栗のように甘くておいしい。」
「島カボチャ ひょうたん型は沖縄で昔から栽培されている東洋種で、ユニークな形をしていて病気にも強いので栽培しやすい品種だと言えるだろう。」
「皆さんも家庭菜園でカボチャを栽培しては如何だろうか？」
