田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中の食用ホオズキの品種を紹介する。」



「食用ホオズキは南アメリカ原産でナス科ホオズキ属の植物である。」



「別名でゴールデンベリーと呼ばれていて、ユーラシア原産の観賞用ホオズキは毒があるが、アメリカ原産の食用ホオズキは食べることができる。」



「萼の中にある黄褐色の果実を食用にしており、味は同じナス科のトマトをフルーティーにしたような感じでほのかな甘味と酸味がある。」



「アメリカやヨーロッパでは古くから栽培されていて、果実は生食の他にソースやジャムや砂糖漬けなどに加工されて食べられてきた。」





食用ホオズキと観賞用ホオズキ





田吾作「ホオズキはアメリカやユーラシアやアジアに約100種類が存在していて、食用ホオズキやトマティーヨなどが栽培されて食べられてきた。」



「日本で一般的に知られているホオズキは毒があるため食用には適していないが、日本各地でホオズキ市が開催されるなど観賞用として人気がある。」



「元々ホオズキは生薬として使われており、子供の癇癪に効くという民間信仰から神社などでホオズキ市が開催されるようになった。」



「地下茎や根は酸漿根 (さんしょうこん) という生薬名で主に鎮静剤として扱われ、咳や痰や解熱や冷えなどに効果があり煎じて飲まれていた。」



「また果実はホオズキ人形に利用されたり、中身を取り除いて音を鳴らしたり風船のように膨らませるなど昔から子供の遊びにも使われてきた。」





食用ホオズキの特徴





田吾作「食用ホオズキは甘味と酸味のバランスがとても良く、パイナップルやマンゴー風味のトマトみたいな味だと言われることが多い。」



「萼は観賞用のように赤色ではなく黄褐色で、果実は球形もしくは楕円形、果皮はオレンジ色、種は白色で小さく食べたときに口に残らない。」



「アメリカやヨーロッパではデザート向けの果物として扱われており、日本でも1990年代から北海道や東北地方などで栽培されるようになってきた。」



「美容や健康に効果のある栄養素が多く含まれているので、アメリカやヨーロッパの女優やモデルが愛用していることでも知られている。」



「ただ食用ホオズキには微量のアルカロイドが含まれていて流産を誘発する可能性があるため、妊娠中の女性は食べないように気をつけた方がいい。」





藤田種子: ハニーゴールド





田吾作「これは藤田種子のハニーゴールドという食用ホオズキである。」



「果実の直径は約1~1.5cm、果皮は黄色、果肉は黄色、甘酸っぱくてフルーティーな味をしている。」



「草丈は約50cmの矮性、コンパクトで育てやすいためプランターで栽培できる。」



「萼が褐色化して中の球状の果実が黄橙色に熟れた頃が食べ頃だ。」



「病害虫抵抗性は特にないので、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」





藤田種子: キャンディゴールド





田吾作「これは藤田種子のキャンディゴールドという食用ホオズキである。」



「果実の直径は約2cm、果皮は黄色、果肉は黄色、甘酸っぱくてフルーティーな味をしている。」



「草丈は約40cmの矮性、コンパクトで育てやすいためプランターで栽培できる。」



「萼が褐色化して中の球状の果実が黄橙色に熟れた頃が食べ頃だ。」



「病害虫抵抗性は特にないので、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」










田吾作「このように食用ホオズキは日本での歴史は浅いが、近年は家庭菜園を中心に人気が高まりつつあってブームを予感させる。」



「日本では観賞用ホオズキのイメージが強いが、アメリカやヨーロッパでは食用ホオズキが一般的で果物として広く栽培されている。」



「食用ホオズキは冷涼な気候を好む性質があり、今後は品種改良で栽培しやすくなれば収益性が上がって果物として一般的に出回るようになるはずだ。」



「まだ生食用はあまり出回っていないが、ドライフルーツは通信販売などで販売されているため、興味があれば食べてみるのがいいだろう。」



「皆さんも家庭菜園で食用ホオズキを栽培しては如何だろうか?」

















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