田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のアピオスの種芋の植え付けを紹介する。」
「アピオス (アメリカホド) は北アメリカ原産でマメ科ホドイモ属の植物である。」
「種芋は種苗会社から購入すると価格が高いため、メルカリで食用を購入して植え付け、プランターにオベリスクを設置して栽培することにした。」
「アピオスは1種類の品種を栽培している。」
「品種名はアピオスである。」
田吾作「アピオスは菊芋やヤーコンと並んで世界三大健康野菜のひとつで、アメリカの先住民が他の部族との戦闘前に食べていたと言われている。」
「栄養価はジャガイモと比較してカロリーは約2.6倍、タンパク質は約3倍、カルシウムは約30倍、鉄分は約4倍、食物繊維は約5倍も含まれている。」
「加熱すると食感はホクホクして甘味があり、落花生と芋の中間のような味、もしくはジャガイモとサツマイモの中間のような味だと言われている。」
「寒ざらしによってアピオスは芋を守ろうとデンプン質を糖に変換するため、糖度は約20度から約30度まで上がって甘味が強くなる。」
「ツル性の植物で美しい蝶形花を咲かせるが、山芋のように種とムカゴができないため、種芋を植え付けることによって栽培する。」
アイリスオーヤマ: ベジタブルプランター 680 テラコッタブラウン
「土作りのベースにはサンアンドホープの花と野菜の土 プレミアム培養土を使った。」
「土壌殺菌剤は住友化学園芸の石原フロンサイド粉剤を使って殺菌と消毒をした。」
「土壌改良剤はサンアンドホープのピートモスを使って保水性と排水性と保肥力を向上させた。」
「連作障害の対策はヤサキの連作障害ブロックW、朝日アグリアのハイパワーたい肥を使った。」
「土壌の酸度はサンアンドホープのピートモスと硫酸カリを使って酸性に調整した。」
「農薬は住友化学園芸のベニカXガード粒剤を使って害虫と病気の予防をした。」
「有機肥料はサンアンドホープのぼかし完熟有機100%肥料を施した。」
「化学肥料は朝日アグリアのリンカリ肥料を施した。」
「アピオスは種芋のほとんどが萌芽しており、海水魚の一種であるチンアナゴ君のように土から元気に姿を現してオベリスクに絡みついている。」
「ただ葉と茎の生長を促進する窒素という栄養素が不足している可能性が疑われたため、追肥を施して葉の色が濃くなるように対処した。」
「初夏には美しい蝶形花を咲かせるので、試験的に即効性のリンカリ肥料を施して開花を促進し、無事に咲いたら収穫して天ぷらで食べるつもりだ。」
「田吾作ファームのアピオスの栽培は続く……。」