田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中の田芋の種芋の植え付けを紹介する。」
「田芋はインドからインドシナ半島が原産でサトイモ科サトイモ属の植物である。」
「里芋の変種で稲作のように水田で栽培する必要があるため、クワイと同じように釣り道具のバッカンを使って栽培することにした。」
「田芋は1種類の品種を栽培している。」
「品種名は田芋である。」
「親芋の周りに10個以下の子芋と孫芋ができて、芋茎 (ズイキ) や若い葉も食用になり、子芋から出ている茎は次の栽培にも使用される。」
「芋 (根茎) の長さは約15cm、形は紡錘形、色は薄紫色、加熱すると強い粘りが出て、味は里芋の八つ頭という品種に似ている。」
「草丈は約1.5~2m、希少な赤茎種と一般的な白茎種があって約1年で収穫されるが、生のままではなく蒸して芋の良否を判別してから出荷される。」
「水田の中で親芋が子芋と孫芋を増やすため、子孫繁栄をもたらす縁起物として、お正月やお盆の料理には欠かせない食材としても扱われてきた。」
「土作りのベースにはサンアンドホープの花と野菜の土 プレミアム培養土と水生植物の土と赤玉土 (小粒) を使った。」
「土壌殺菌剤は住友化学園芸の石原フロンサイド粉剤を使って殺菌と消毒をした。」
「土壌改良剤はサンアンドホープのバーミキュライトを使って保水性と排水性と保肥力を向上させた。」
「連作障害の対策はヤサキの連作障害ブロックW、朝日アグリアのハイパワーたい肥を使った。」
「土壌の酸度は朝日アグリアのハイパワー苦土石灰を使って弱酸性に調整した。」
「農薬は住友化学園芸のベニカXガード粒剤を使って害虫と病気の予防をした。」
「有機肥料はサンアンドホープのぼかし完熟有機100%肥料を施した。」
「化学肥料は朝日アグリアのカルシウム肥料、住友化学園芸のマイガーデンベジフルを施した。」
「田芋は生のままでは沖縄県外への持ち出しが禁止されているとの情報があるが、那覇植物防疫事務所によると問題ないということだった。」
「今年度は日本本土で田芋を栽培している人からメルカリというフリマサイトで種芋を購入し、バッカンに土作りをした泥水を入れて栽培している。」
「ただ田芋は十分に水やりをすればプランターの土でも栽培できるとのことなので、来年度は里芋と同じように土耕栽培しようと思っている。」
「田吾作ファームの田芋の栽培は続く……。」