田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中の山芋の品種 ②を紹介する。」



「山芋は熱帯から亜熱帯が原産でヤマノイモ科ヤマノイモ属の植物である。」



「今年度の山芋も一般的に知られている自然薯や長芋の他に、つくね芋やイチョウ芋や宇宙芋という珍しい品種を栽培することにした。」



「山芋は5種類の品種を栽培している。」



「品種名は短形自然薯、トロフィー1066、つくね芋、イチョウ芋、宇宙芋である。」





短形自然薯


トロフィー1066


つくね芋


イチョウ芋


宇宙芋





つくね芋





田吾作「つくね芋は日本原産の山芋である。」



「黒色で表皮のでこぼこが少ない丹波芋、白色で表皮のでこぼこが多い伊勢芋、げんこつ形の加賀丸いもがつくね芋と呼ばれている。」



「長芋の中で最も旨味と粘りが強く、肉質は緻密で食感は濃厚、加熱するとふっくらしてもちもちした食感になり、摺り下ろしても変色しない。」



「奈良県の伝統野菜に認定されており、土質を選んで乾燥を嫌うので栽培が難しく、産地が限られているため高級料理の食材として扱われている。」



「病害虫抵抗性は特にないので、種芋を消毒してから植え付け、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」





イチョウ芋





田吾作「イチョウ芋は日本原産の山芋である。」



「名称は芋の先端が銀杏の葉のように平たく末広がりの形をしているのが由来で、平たいものや丸い棒状のものやハチ状のものなどがある。」



「粘りは滑らかで食感は長芋に似ていて、ほんのりした甘味があり、灰汁が少なくて変色しにくく、表皮は柔らかくて簡単に剥くことができる。」



「定番のとろろご飯の他に、摺り下ろしてから油で揚げたり、フライパンで焼いてもおいしく食べることができる。」



「病害虫抵抗性は特にないので、種芋を消毒してから植え付け、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」





宇宙芋





田吾作「宇宙芋は東南アジア原産の山芋である。」



「カシュウ芋の一種で、名称は大きくて隕石のようなムカゴができることに由来しており、英語ではエアーポテト (Air Potato) と呼ばれている。」



「ムカゴの直径は約5~8cm、重さは約50~500g、形や大きさは不規則で、食感はホクホクして粘りがあって地中の芋も食べられる。」



「ムカゴご飯や焼き物や揚げ物やサラダなどが適しており、食物繊維やカリウムやポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれている。」



「病害虫抵抗性は特にないので、種芋とムカゴを消毒してから植え付け、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」










田吾作「以上が田吾作ファームで栽培中の山芋の品種 ②だ。」



「つくね芋は別名で大和芋と呼ばれているが、地方によって同じ名称でも品種が違っているので、購入する際はよく確認した方がいいだろう。」



「イチョウ芋は長年の品種改良によって現在は様々な形のものが存在しており、同じく大和芋と呼ばれることもあるので購入する際は注意が必要だ。」



「宇宙芋は地中の芋よりムカゴを食べることを目的に栽培するところがユニークな品種で、自然薯や長芋などよりムカゴのサイズが大きいのが特徴だ。」



「皆さんも家庭菜園で山芋を栽培しては如何だろうか?」



















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