田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のヤーコンの種芋の植え付けを紹介する。」
「ヤーコンは南アメリカ原産でキク科スマランサス属の植物である。」
「昨年度のヤーコンの栽培では初夏に全滅して種芋を収穫できなかったため、メルカリで購入して3月中旬に植え付けることにした。」
「ヤーコンは2種類の品種を栽培している。」
「品種名はアンデスの雪、サラダオカメである。」
サラダオカメ
「ヤーコンは3月中旬に種芋を植え付け、4月下旬から6月上旬に苗を植え付け、10月下旬から11月中旬に収穫期を迎える。」
「日照条件は日当たりが良い環境が適している。」
「水やりは多湿に強くて乾燥に弱いため、土の表面が乾いたら十分に水を与える。」
「肥料は種芋を植え付けた後に、約1ヶ月に1回のペースで追肥を施す。」
「他の芋類が可食部を種芋として植え付けるのに対して、ヤーコンは種芋と可食部が分かれているので翌年に再び栽培することが可能だ。」
「ただヤーコンの種芋は腐りやすいので掘り上げて保存するのではなく、春になって植え付けるまでは土の中で保存する必要がある。」
「また新種苗法の関連で種芋の売買が禁止されているため、自家繁殖で栽培することを除いて許可なく販売することはできない。」
「田吾作ファームでは2021年度までヤーコンを種苗会社から購入した苗から栽培していたが、2022年度から種芋を植え付けて栽培することにした。」
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「土作りのベースにはサンアンドホープの花と野菜の土 プレミアム培養土を使った。」
「土壌殺菌剤は住友化学園芸の石原フロンサイド粉剤を使って殺菌と消毒をした。」
「土壌改良剤はサンアンドホープのバーミキュライトを使って保水性と排水性と保肥力を向上させた。」
「連作障害の対策はヤサキの連作障害ブロックW、朝日アグリアのハイパワーたい肥を使った。」
「土壌の酸度は朝日アグリアのハイパワー苦土石灰を使って弱酸性に調整した。」
「農薬は住友化学園芸のベニカXガード粒剤を使って害虫と病気の予防をした。」
「有機肥料はサンアンドホープのぼかし完熟有機100%肥料を施した。」
「化学肥料は住友化学園芸のマイガーデンベジフルを施した。」
「ヤーコンは種芋を植え付けてから元気に発芽してプランターを埋め尽くしており、アンデスの雪もサラダオカメも順調に育っている。」
「昨年度のヤーコンの栽培で初夏に全滅してしまったのは水不足が原因の可能性があり、今年度は土壌が乾燥しないように注意して水やりしている。」
「またヤーコンは地上部がよく育つほど芋が肥大する性質があるので、定期的に追肥をして甘くておいしくなるように栽培しようと思っている。」
「田吾作ファームのヤーコンの栽培は続く……。」