田吾作「今回はインドネシア独立戦争と日本軍について紹介する。」



「1941年12月8日は大東亜戦争が開戦した日で、日本にとって非常に重要な意味があるため、いつもと趣向を変えて近代史の真実を伝えようと思う。」



「戦前のアジアは日本とタイだけが独立国で、中国は分割統治状態、他の地域は全て欧米諸国に植民地支配されていた。」



「白人は有色人種を人種差別的な偏見で人間扱いしなかったため、アジア人を家畜のように奴隷として扱っていたのだ。」



「それだけに日本にとって人種平等の世界を作ることは悲願であり、やがて有色人種が平等に活躍できる大東亜共栄圏という構想を抱くようになった。」





白人に銃で脅されるアジア人





田吾作「例えばインドネシアの場合は約350年間もオランダに植民地支配されていて、過酷な生活で平均寿命が約35歳まで低下してしまった。」



「インドネシア人は近代国家の政治を行うことができず、近代的な軍事力を持つことが許されず、人間としての尊厳が全くない状態だった。」



「この愚民化政策と貧困化政策の狙いは、インドネシア人が賢くなって強くなると独立を志して軍事的脅威になり植民地を失うことになるのが理由だ。」



「特にインドネシアには石油などの天然資源がたくさんあったため、オランダはインドネシア人を強制労働させて利益を搾取していたのだ。」



「そんなインドネシアには、12世紀に在位したジョヨボヨ王が宮廷詩人に命じて書き残したバラタユダという不思議な予言があった。」










[ジョヨボヨ王の予言]



「我が王国はどこからか現れる白い人々に何百年も支配されるだろう。」



「彼らは魔法の杖を持ち、離れた距離から人を殺すことができる。」



「しかしやがて、北の方から白い衣を身につけた黄色い人々が攻めてきて白い人々を追い出してくれる。」



「黄色い人々は我が王国を支配するが、それは短い期間でトウモロコシの花が咲く前に去っていく……。」





マレー作戦 (1941年12月8日~1942年2月15日)





田吾作「そして大東亜戦争が勃発して日本軍はシンガポールを陥落させたが、これは欧米諸国の植民地支配に終わりを告げる出来事だったと言える。」



「イギリスが築いた植民地の象徴のような難攻不落の要塞を日本軍が簡単に攻略し、イギリス軍を約13万人も降伏させて捕虜にしてしまったのだ。」



「特に最新鋭の戦艦プリンス・オブ・ウェールズとレパルスを戦闘機の攻撃で撃沈した出来事は、イギリスに苦しめられていた地域の人々を喜ばせた。」



「日本軍の山下奉文中将がイギリス軍のアーサー・パーシバル中将に無条件降伏を要求する場面は、有色人種が白人を降伏させるという意味があった。」



「人種差別的な偏見でバカにしていた日本軍に全く敵わなかったのだから、シンガポール陥落で白人が受けた衝撃は想像を絶するものがあったのだ。」





蘭印作戦 (1942年1月11日~1942年3月9日)





田吾作「そしてインドネシアに侵攻した日本軍は、上空から白い落下傘で降下してスマトラ島のパレンバンに上陸しオランダ軍との戦いを開始した。」



「そのときインドネシア人はついにジョヨボヨ王の予言の日が来て、北の方から白い衣を身につけた黄色い人々が助けに来たと信じたのだ。」



「それまでインドネシア人は何度も武装蜂起してオランダ軍と戦ったが、近代的な軍事力を持つオランダ人には全く敵わずに弾圧され続けた。」



「ところが同じ有色人種の日本人が近代的な軍事力でオランダ軍を撃破していく姿に、インドネシア人は歓喜して国旗を振り国歌の合唱で大歓迎した。」



「こうしてジャワ島に上陸した日本軍は、わずか9日間でオランダ軍を降伏させ、オランダによる約350年間の植民地支配を終わらせてしまったのだ。」





日本兵と降伏したオランダ兵





田吾作「大柄なオランダ人を降伏させた日本人というのは、どんなに屈強な人たちなのか気になったインドネシア人は日本兵を見て驚いたようだ。」



「何故なら自分たちと同じように有色人種の小柄なアジア人だったのだから……。」



「それなのにこれまで散々に威張っていたオランダ人を簡単にやっつけたから、インドネシア人は白人が絶対的な存在ではないことが分かったようだ。」



「そして日本人のように勉強して賢くなり、軍事訓練をして強くなれば、インドネシアは独立できるのではないかと未来に希望を抱いた。」



「こうしてインドネシア人は日本軍をジョヨボヨ王の予言に書かれた救世主のように大歓迎して、インドネシアの運命は独立に向けて動き始めたのだ。」





今村均とインドネシア人





田吾作「蘭印作戦を指揮してオランダ軍を短期間で無条件降伏させた今村均中将は、インドネシア人に英雄として扱われたようだ。」



「今村均中将は寛容な軍政で知られ、インドネシア人による諮詢会 (行政機構) の設立や官吏を登用するなどインドネシアの独立を支援した。」



「また石油精製施設を復旧して石油の価格をオランダ統治時代の半額にしたり、オランダ軍から没収した金銭でインドネシアの各地に学校を建設した。」



「オランダ統治時代に禁止された独立歌のインドネシア・ラヤのレコードを日本で作らせ、インドネシア人に配布して喜ばれたこともあった。」



「かつての支配者だったオランダの民間人も住宅地に住まわせて外出を自由に認め、捕虜になったオランダ軍に対しても高待遇な処置を受けさせた。」





モハマッド・ハッタとスカルノ





田吾作「日本軍は独立運動の活動家として、オランダに幽閉されていたスカルノとモハマッド・ハッタを釈放して資金や物資などの援助をした。」



「スカルノは下級貴族の父親と貴族の母親との間に生まれて大学を卒業した名士で、後にインドネシア初代大統領になってデヴィ夫人と結婚した人だ。」



「日本政府はインドネシアの近代化と衛生環境の改善のために、鉄道や病院を作るなど多額のインフラ投資を実施した。」



「そしてインドネシア人に近代国家の政治を教え、近代的な軍事訓練をして、白人を恐れない勇敢な精神教育などを施した。」



「こうしてオランダ統治時代に劣悪だったインドネシアの生活環境は劇的に改善し、インドネシア人は文化的な生活を過ごせるようになった。」





ジャワ郷土防衛義勇軍の歌





田吾作「この動画は日本軍の募集に応じたインドネシア人によって構成され、インドネシア初の軍隊である郷土防衛義勇軍のペタを記録している。」



「日本軍は欧米諸国の再植民地化に備えて、相手がどんなに強大であっても絶対に独立を諦めない不屈の精神が必要だとインドネシア人に教えた。」



「だから動画のインドネシア人は未来のインドネシアの独立を担うために、とても真剣な眼差しで勉強や軍事訓練をしているのだ。」



「この郷土防衛義勇軍のペタが日本の敗戦後に、オランダ軍を相手にしたインドネシア独立戦争で主力として活躍することになる。」



「インドネシア人は日本人のように賢くなるために勉強をし、強くなるために軍事訓練をするなど必死に努力したのだ。」





東條英機と南方特別留学生





田吾作「この写真には日本の東條英機首相と、戦時中の1943~1944年にかけてアジアから留学に来た南方特別留学生が写っている。」



「戦時中はアジア人を国費で約205名も南方特別留学生として日本に招き、未来のアジアを担うエリートとして勉強を教えていた。」



「東條英機首相がアドルフ・ヒトラーのようにアジアを侵略した悪人なら、アジア人がこんなに笑顔になるはずがない。」



「本当は東條英機首相は人望が厚く正義感の強い人で、誰よりも白人至上主義を打破して人種平等の世界を実現したいと思っていたのだ。」



「ところが戦後にアメリカが日本をナチスドイツと同じように裁いたため、アドルフ・ヒトラーのような悪人扱いをされるようになってしまった。」





大東亜会議 (1943年11月5日~11月6日)





田吾作「1943年には有色人種による初めてのサミットとなった大東亜会議を日本で開催し、自由なアジアを実現するために大東亜共同宣言を採択した。」



「日本は大東亜共栄圏を提唱して大東亜戦争を戦っていたので、アジアに独立国を作るために各地域から代表者を呼んで独立を議論したのだ。」



「ただ欧米諸国は日本に勝利した後にアジアを再び植民地支配することを画策していたため、大東亜会議は非常に都合の悪い出来事だった。」



「アメリカを中心とした連合国は、日本によるアジアの植民地支配から解放するという名目で、平和と自由と民主主義を提唱して反撃してきた。」



「そのため戦後に大東亜会議はアジア侵略を正当化するための欺瞞だとレッテルを貼られ、日本の歴史教科書には掲載せずに隠滅されてしまったのだ。」





インドネシア独立記念書 (1945年8月17日)





田吾作「ところが日本は約3年6ヶ月の壮絶な戦いを経て力尽き、1945年8月15日にポツダム宣言を受諾して敗戦してしまった。」



「この日本の敗戦に関する情報はインドネシアを電撃的に駆け巡り、事実を確認したスカルノはわずか2日後にオランダの承認を得ずに独立を宣言した。」



「日本は1945年3月に独立準備委員会を発足してスカルノとモハマッド・ハッタに憲法を審議させ、8月7日に同委員会を設立したばかりだった。」



「インドネシアの独立記念書には日付として『17/8/05』と書いてあるが、実はこの『05』とは日本の皇紀2605年という意味がある。」



「一般的には西暦で『17/8/45』(1945年8月17日) と書くものだから、スカルノは皇紀を使うことによって日本に感謝の気持ちを表したのかもしれない。」





インドネシア独立戦争 (1945年8月17日~1949年12月27日)





田吾作「そしてオランダはインドネシアを再び植民地支配するために、オランダ軍を約15万人も上陸させて各地を空爆するなど全面的攻勢を開始した。」



「ここに植民地支配を復活させようとするオランダと、独立を守ろうとするインドネシアとの約4年5ヶ月にも及ぶインドネシア独立戦争が勃発した。」



「当初オランダ軍はインドネシアを簡単に占領できると思っていたようだが、インドネシア人が勇敢に戦いを挑んでくるものだから苦戦を強いられた。」



「元々はイギリスも参戦していたが、スラバヤの戦いで約1377名もの死傷者を出したため、1946年11月28日には完全に撤退せざるを得なくなった。」



「日本統治時代の軍事訓練と精神教育によって、近代的な軍事力を身につけたインドネシア人には白人を恐れない日本精神が宿っていたのだ。」





インドネシア独立戦争に参加した日本兵





田吾作「このインドネシア独立戦争には大東亜戦争で降伏した日本兵が、連合国の参戦禁止の命令に背いて約2000人も参加した。」



「そして日本兵は暴徒化したインドネシア人に武器を奪われたという口実で横流しをして、インドネシアの独立派に事実上の武器の譲渡を行った。」



「特に郷土防衛義勇軍のペタは初めての実戦だったから、戦闘経験が豊富な日本兵が率先して前線で指揮しオランダ軍を相手に戦った。」



「日本は大東亜共栄圏を提唱してアジアの解放を目的に大東亜戦争を戦っていたため、日本兵はインドネシアの独立のために命を捧げる覚悟だった。」



「1947年5月の全日本人の引き揚げまでの間に、日本兵の死傷者は約1078名にもなったが、これは蘭印作戦の約957名を上回るほどの数字だった。」





インドネシア人と日本精神





田吾作「インドネシア独立戦争には民間人であるインドネシア人も参戦し、武器がなければ竹槍を使ってでもオランダ軍に戦いを挑んでいった。」



「これは大切なインドネシアを守るために自らの命を捧げるという覚悟の表れで、日本人に教わった日本精神による自発的な行動でもあった。」



「この行動は大東亜戦争末期の沖縄戦に似ているところがあり、沖縄でも民間人の男性だけではなく女性や子供に至るまで武器を持って戦った。」



「自分の大切な家族が命の危機に瀕したなら、あらゆる手段を使って守ろうとするように、愛国心に目覚めたインドネシア人は独立を守ろうとした。」



「そして1949年8月23日にオランダでハーグ円卓会議が開催され、インドネシアは約10万人の死者を出しながらも念願の独立を達成したのだ。」





インドネシアが世界一の親日国である理由





田吾作「このような史実を知ったうえで考えてほしいのは、日本がインドネシアのために行った政策を侵略と定義できるのかということだ。」



「日本はインドネシアだけではなく、アジアの各地域でも同じような政策を行い、欧米諸国の植民地支配からアジア人を解放することに成功した。」



「もちろん独立のための政策がうまくいかなかった地域もあるが、だからと言ってアジア人に悪いことをたくさんしたわけではないだろう。」



「日本は大東亜共栄圏の崇高な理念である人種平等の世界を実現して、アジアに独立国を作るためにたくさん良いことをした。」



「だから日本が敗戦した後に、アジア人が一致団結して欧米諸国から独立を勝ち取り、現代の平和で自由なアジアを実現することができたのだ。」





レイテ沖海戦の生き証人が語る大東亜戦争





田吾作「現代の日本人はアメリカが改竄した歴史教科書によって、戦前の日本がアジアを侵略して悪いことをたくさんしたと洗脳されているのだ。」



「そうすれば日本は二度と欧米諸国の軍事的脅威にならず、再びアジアを植民地支配することが容易になるというのが理由だ。」



「ただ日本は大きな犠牲を払って敗戦したが、大東亜共栄圏の崇高な理念である人種平等の世界を実現できたことは日本人の誇りだと言えるだろう。」



「そして日本でオリンピックが開催され世界各国からいろんな人種の選手が集まり、同じ舞台で平等に戦えたことを感慨深く思えるようになるはずだ。」



「もしかしたら靖国神社に眠る英霊たちもオリンピックを観戦していたかもしれない。」











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