田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のトマトの苗の植え付け ①を紹介する。」
「トマトは南アメリカ原産でナス科ナス属の植物である。」
「今年度は夏までトマトの栽培に失敗していたが、秋になって天気が安定してきたので、矮性種の品種の苗を植え付けることにした。」
「トマトは16種類の品種を栽培している。」
「品種名はレジナ、レジナエロー、ぷちっ娘レッド、ぷちっ娘オレンジ、ぷちっ娘イエロー、トマト大王 (トレーディングタイプ)、トマト大王 (スタンディングタイプ)、マンマミーア、シュガリーテール、ホームルビー、ジャングル、CFプチぷよ、CFプチぷよイエロー、CFプチぷよグリーン、AMAZON、チョコちゃんである。」
矮性の特徴
「例えば一般的なトマトの品種は草丈が数mまで伸びるが、矮性の品種は約15~60cmで成熟する。」
「園芸では30cm以内の品種を指すことが多いが、植物の種類によって違うので一概には言えない。」
「この矮性の植物は高層住宅が増えた1960年代から急速に需要が拡大した。」
「これは品種改良や遺伝子組み換えや薬品処理などによって生み出される。」
「土作りのベースにはサンアンドホープの花と野菜の土 プレミアム培養土を使った。」
「土壌殺菌剤は住友化学園芸の石原フロンサイド粉剤を使って殺菌と消毒をした。」
「土壌改良剤はサンアンドホープのバーミキュライトを使って保水性と排水性と保肥力を向上させた。」
「連作障害の対策はヤサキの連作障害ブロックW、朝日アグリアのハイパワーたい肥を使った。」
「土壌の酸度は朝日アグリアのハイパワー苦土石灰を使って弱酸性に調整した。」
「農薬は住友化学園芸のベニカXガード粒剤を使って害虫と病気の予防をした。」
「有機肥料はサンアンドホープのぼかし完熟有機100%肥料を施した。」
「化学肥料は朝日アグリアのカルシウム肥料、アミノール化学研究所の微量要素8、住友化学園芸のマイガーデン粒状肥料を施した。」
メネデール: メネデール
田吾作「苗は植え付け前にメネデールの100倍希釈液に約30分くらい浸漬した。」
「メネデールは植物の生長に欠かせない鉄分を2価鉄イオンの状態で含んでおり、発根を促進して元気な株に育ててくれる。」
「肥料や農薬ではないので毎日のように使用することができ、種まきや植え付けや挿し木や弱ったときの活力アップまで幅広く活躍する。」
「また水分や養分の吸収を高めたり、光合成を活発にする働きがあり、切り口に膜のようなものを作って保護すると同時に発根を促進する効果がある。」
「トマトは矮性種の育苗をしていて、育ちの良いものから順番に植え付けることにした。」
「本来トマトは多年草で高山植物なので、日本の秋は栽培に適した気候なのだ。」
「これから冬に向けて涼しくなってくるが、少しでも果実を収穫できるように栽培しようと思っている。」
「田吾作ファームのトマトの栽培は続く……。」