田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のジャガイモの品種 ⑥を紹介する。」



「ジャガイモは南アメリカ原産でナス科ナス属の植物である。」



「秋ジャガイモの栽培には休眠期間が短い品種が適しているため、事前に十分な下調べをしてから品種を厳選した。」



「ジャガイモは15種類の品種を栽培している。」



「品種名はプチじゃが、おいねのつる芋、農林1号、デジマ、普賢丸、さんじゅう丸、ながさき黄金、ニシユタカ、アイユタカ、アイマサリ、アンデスレッド、アイノアカ、レッドムーン、ドラゴンレッド、ジャガキッズパープルである。」





プチじゃが


おいねのつる芋


農林1号


デジマ


普賢丸


さんじゅう丸


ながさき黄金


ニシユタカ


アイユタカ


アイマサリ


アンデスレッド


アイノアカ


レッドムーン


ドラゴンレッド


ジャガキッズパープル





川田龍吉 (1856~1951年)





田吾作「日本で西洋種のジャガイモが普及したのは、実業家の川田龍吉さんの功績によるものが大きい。」



「川田龍吉さんは1897年に父親の急死によって男爵を受け継ぎ、日本で初めて蒸気自動車に乗った人物としても知られている。」



「1908年にはイギリスからアイリッシュ・コブラーという品種のジャガイモを輸入し、北海道の自営の農場に導入して普及を図った。」



「アイリッシュ・コブラーは他の品種より生育と味が良くて評判になったが、肝心の名称を忘れたため男爵薯と呼ばれるようになった。」



「当時の日本でマイナーだったジャガイモの普及に尽力したのは、1883年にイギリスに留学した際に西洋種を食べていたのが理由だと思われる。」





ニシユタカ

食感: シットリ系 ★★★☆☆ ホクホク系





田吾作「ニシユタカは1978年に品種登録されたジャガイモである。」



「デジマと長系65号を交配して生まれた品種で、名称は温暖地の西南地方での栽培に適していることから命名された。」



「秋ジャガイモの主力品種のひとつで、芋が早く肥大して収穫量が多い。」



「形は扁円形、表皮は茶色、果肉は黄色、煮崩れしにくい。」



「病害虫抵抗性はジャガイモシストセンチュウに感受性、圃場抵抗性は極強、乾腐病はやや強、青枯病と軟腐病と塊茎腐敗は中、粉状そうか病は弱、そうか病はやや弱、PVY-Oは強、PVY-Tは中、PVX-oは弱、PVX-bは強、PVYは極弱、PVSは無、葉巻病は弱、烈開はほぼ無、二次生長は少である。」





アイユタカ

食感: シットリ系 ★★☆☆☆ ホクホク系





田吾作「アイユタカは2003年に品種登録されたジャガイモである。」



「デジマと長系108号を交配して生まれた品種で、ビタミンCの含有率がデジマやニシユタカより高い。」



「丸い形で芽が浅く、火の通りが早いため使い勝手が良い。」



「形は楕円形、表皮は茶色、果肉は黄色、煮崩れしにくい。」



「病害虫抵抗性はジャガイモシストセンチュウに抵抗性を持っている。」





アイマサリ

食感: シットリ系 ★★☆☆☆ ホクホク系





田吾作「アイマサリは2017年に品種登録されたジャガイモである。」



「名称は原産地の愛野と病害虫への抵抗力が勝ることが由来だ。」



「表皮が滑らかで見た目が良く、早期肥大性にも優れている。」



「形は扁円形、表皮は茶色、果肉は黄色、煮崩れしにくい。」



「病害虫抵抗性はジャガイモシストセンチュウ、Yウイルスに抵抗性を持っている。」










田吾作「以上が田吾作ファームで栽培中のジャガイモの品種 ⑥だ。」



「ニシユタカはデジマの子孫として生まれた品種で、優秀な特徴を持っているため、温暖地向きのジャガイモの世代交代のきっかけを作った。」



「アイユタカはデジマの子孫として生まれた品種で、病気に強いという特徴があるため、秋ジャガイモの栽培で安定した収穫量を期待できる。」



「アイマサリは秋ジャガイモの新品種で、見た目が良くて早期肥大性が優れているので、非常に栽培しやすいと言えるだろう。」



「明日の記事ではジャガイモの栽培品種 ⑦を紹介する。」



















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