田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のジャガイモの品種 ②を紹介する。」



「ジャガイモは南アメリカ原産でナス科ナス属の植物である。」



「長らくジャガイモは種芋から栽培するのが常識だったが、サカタのタネがその概念を覆す驚くべき品種の販売を始めた。」



「ジャガイモは15種類の品種を栽培している。」



「品種名はプチじゃが、おいねのつる芋、農林1号、デジマ、普賢丸、さんじゅう丸、ながさき黄金、ニシユタカ、アイユタカ、アイマサリ、アンデスレッド、アイノアカ、レッドムーン、ドラゴンレッド、ジャガキッズパープルである。」





プチじゃが


おいねのつる芋


農林1号


デジマ


普賢丸


さんじゅう丸


ながさき黄金


ニシユタカ


アイユタカ


アイマサリ


アンデスレッド


アイノアカ


レッドムーン


ドラゴンレッド


ジャガキッズパープル





インカ帝国とジャガイモ





田吾作「ジャガイモの原産地であるアンデス山脈の標高約3000~4000mには、先住民が暮らすインカ帝国があった。」



「現在でもインカ帝国の末裔は同じ場所に暮らしているが、先住民はジャガイモばかり食べていて、トウモロコシは儀式に使われる程度だった。」



「先住民はひとつの畑に数十種類もの品種を混ぜて植え付けることによって、ジャガイモの病気が発生しても被害が少なくなるように栽培している。」



「また古くからジャガイモの連作障害についても認識されており、長期間の休閑と輪作をすることによって防いでいる。」



「元々インカ帝国は餓死する人がいなかったが、これはジャガイモを食べていたのが理由で、経済的に豊かではない現在のペルーでも同様だ。」





ジャガイモの果実と種子





田吾作「ジャガイモは開花して結実すると、同じナス科ナス属のミニトマトのような果実を付ける。」



「ただ多くの品種は受粉能力が低くて結実する能力は失われており、果実は落果しやすく完熟することは稀で食用には適していない。」



「果実には種子が入っているが、1粒ごとに遺伝的な性質が違っていることから、一般的には種芋を植え付けて同じ品種を栽培するようになった。」



「また種子から栽培して収穫した芋は小粒で、親株の大きさまで育てるのに約3年ほどかかる。」



「そのため種子から栽培する場合は品種改良に限られており、長らく食用を目的に種子から栽培する品種は存在しなかった。」





プチじゃが

食感: シットリ系 ★★★☆☆ ホクホク系





田吾作「プチじゃがは日本初の種から育てるジャガイモである。」



「芋の直径は約3~5cm、重さは約40~150gで小粒なものが多い。」



「形は楕円形、表皮は茶色、果肉は黄色、煮崩れについては不明だ。」



「栗ジャガイモのようにおいしく、芽が少なくて肌艶がきれいなので、切らずに調理することができる。」



「病害虫抵抗性は特にないので、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」










田吾作「以上が田吾作ファームで栽培中のジャガイモの品種 ②だ。」



「プチじゃがは非常に珍しい種から育てるジャガイモで、まさかあのサカタのタネが発売するとは思ってもいなかった。」



「ジャガイモに花が咲くことは知られていても、果実が付いて種から栽培できることはあまり知られていない。」



「もしジャガイモを栽培していて果実が付いたら、試しに種を採取して植えてみるのがいいだろう。」



「皆さんも家庭菜園でジャガイモを栽培しては如何だろうか?」















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