田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中の山芋の品種 ②を紹介する。」
「山芋は熱帯から亜熱帯が原産でヤマノイモ科ヤマノイモ属の植物である。」
「主に自然薯や長芋や大薯などを指していて、元々は山に自生していたことから総称として呼ばれるようになった。」
「現在では自然薯はクレバーパイプを使って栽培しているため入手しやすくなっている。」
「また山芋を磨り下ろすと粘性が高くなるが、シュウ酸カルシウムを含んでいるため痒みが生じることがある。」
「黒色で表皮のでこぼこが少ない丹波芋、白色で表皮のでこぼこが多い伊勢芋、げんこつ形の加賀丸いもがつくね芋と呼ばれている。」
「長芋の中で最も旨味と粘りが強く、肉質は緻密で食感は濃厚、加熱するとふっくらしてもちもちした食感になり、摺り下ろしても変色しない。」
「奈良県の伝統野菜であり、土質を選んで乾燥を嫌うので栽培が難しく、産地が限られているため、高級料理の食材として扱われている。」
「病害虫抵抗性は特にないので、種芋を消毒してから植え付け、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」
「名称は芋の先端が銀杏の葉のように平たく末広がりの形をしているのが由来で、平たいものや丸い棒状のものやハチ状のものなどもある。」
「粘りは滑らかで食感は長芋に似ていて、ほんのりした甘味があり、アクが少なくて変色しにくく、表皮は柔らかくて簡単に剥くことができる。」
「定番のとろろご飯の他に、摺り下ろしてから油で揚げたり、フライパンで焼いてもおいしく食べることができる。」
「病害虫抵抗性は特にないので、種芋を消毒してから植え付け、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」
「カシュウ芋の一種で、名称は大きくて隕石のようなムカゴができることに由来しており、英語ではエアーポテトと呼ばれている。」
「ムカゴの直径は約5~8cm、重さは約50~500g、形や大きさは不規則で、食感はホクホクしていて粘りがあり地中の芋も食べられる。」
「サラダやムカゴご飯や焼き物や揚げ物などが適しており、食物繊維やカリウムやポリフェノールなどの栄養素が豊富に含まれている。」
「病害虫抵抗性は特にないので、種芋を消毒してから植え付け、栽培期間中に農薬を散布して防除する必要がある。」