田吾作「今回はオーディオマニアの功罪 ①基礎知識編について語る。」



「オーディオの歴史は1877年12月に、トーマス・エジソンが蓄音機による録音と再生の実験に成功したことにまで遡る。」



「これは音による空気振動を円筒軸に巻いた錫箔に刻んで録音し、針先から読み取るというLPレコードの原型であった。」



「当初は機械式だった蓄音機は技術の進歩によって電気式になり、1887年にはSPレコード、1948年にはLPレコード、1982年にはCDが開発された。」



「現在では音楽配信サービスの普及により、インターネットを通じて音源を入手できるようになった。」





オーディオマニアの部屋





田吾作「オーディオ愛好家の中でも、並外れて高額な資金を投入して音楽機器を揃える変人をオーディオマニアと呼ぶ。」



「田吾作の場合はソニー信者なので、他のメーカーや安い音楽機器を購入することは異端信仰のようなものだと思い込んでいる。」



「ハイエンドモデルのウォークマン (NW-ZX2) が奏でる音楽を、高品質のケーブルでつないだアンプと17台のスピーカーで出力しているのだ。」



「外出時はウォークマン (NW-ZX2) をポータブルアンプ (PHA-3) につないで、バランス接続でヘッドホン (MDR-Z7) やイヤホン (XBA-Z5) で聴く。」



「これ以上オーディオマニアについて語ると訳が分からなくなるので、この辺りでオーディオの基本的な知識について説明する。」





音源のフォーマット方式





田吾作「現在はApple製のiPodやSONY製のウォークマンなどの普及で、音源を圧縮してデータ化することができるようになった。」



「MP3やAACなどは不可逆圧縮と呼ばれ、容量は少なくなるが音質は低下する。」



「FLACやALACなどは可逆圧縮と呼ばれ、容量は多くなるが音質は低下しない。」



「PCMとは現在の主流の方式で、CD音源 (16bit/44.1kHz) や、高音質のハイレゾ音源 (24bit/96kHz) などがある。」



「DSDとは次世代の方式で、DSD64 (2.8/3.0MHz) の場合はCDの64倍の情報量を持っているため、PCMより原音を正確に再現することができる。」





PCM-DSD Converter 改





田吾作「PCM音源をDSD音源にアップサンプリングするには、PCM-DSD Converter 改という無料のソフトウェアを使うのが便利だ。」



「このソフトウェアはPCM音源 (WAV/W64/FLAC/ALAC) をDSD64~DSD2048のハイレゾ音源にアップサンプリングしてくれる。」



「クリップオーバー (音割れ) が発生すると通知してくれるので、アップサンプリングの失敗が少ない。」



「ゲインを調整する前にノーマライズ (音量正規化) をすると、音源の最大音量を読み取って歪まない限界まで音量を上げてくれる。」



「出力フォーマットはDSFファイルなので、DSDに対応した音楽機器であれば、面倒な変換をせずにインポートすることができる。」










田吾作「このようにオーディオマニアの歴史は、トーマス・エジソンが蓄音機を開発してから、時代を超えて100年以上も続いている。」



「田吾作は作詞家としても活動しているが、聴覚過敏とも言える感覚を持っているため、必然的にオーディオマニアになってしまったのだ。」



「東方プロジェクトの音楽も高音質で聴いており、それによって授かったインスピレーションで作詞をしている。」



「高音質の定義は感性によって違うが、音楽が奏でる癒しの空間を作るために、自分なりにオーディオを追求するのも良いかもしれない。」



「明日はオーディオマニアの功罪 ②マニアック編について語る。」























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