田吾作「今回は田吾作ファームで栽培中のシーベリーの品種を紹介する。」



「シーベリー (サジー) はユーラシア原産でグミ科ヒッポファエ属の植物である。」



「和名ではサジーと呼ばれていて、日本には自生しておらず、北海道などで試験的に栽培されている程度だ。」



「外国では5000年以上前から栄養豊富な果物として親しまれていて、現代でもシーベリーを使った化粧品や健康食品は人気がある。」



「日本スーパーフード協会が発表する2020年のトレンド予測では4位にランクインしている。」











田吾作「シーベリーはビタミン、ミネラル、アミノ酸、ポリフェノール、鉄分などを中心に約300種類もの栄養素を含んでいる。」



「これらの栄養素は厳しい環境に順応するために、シーベリー自らが生成したものと思われる。」



「特に標高が高くて乾燥や寒暖の差が激しい砂漠に自生しているシネンシス系は他の品種より栄養価が高いと言われている。」



「果実は甘味もあるが酸味と渋みが強いため、冷凍して渋みを弱めたり、ミックスジュースにしたり、パイやジャムや果実酒などに利用されている。」



「またサジーオイルは美容成分が豊富なため、日本でも多くの企業が化粧品産業に参入している。」










田吾作「シーベリーは鉱山や砂漠、寒暖の差が激しい地域でも自生できるほど強い植物である。」



「そのため砂漠の緑化、土壌侵食防止、汚染還元などに貢献している。」



「秋に実った果実は冬の間も落ちることはなく、鳥に食べられるのを待ち続ける。」



「鳥に食べられると体内で種が急速に成長し、フンとして排出されて新しい土地で芽吹く。」



「こうして厳しい環境の土地は豊かになって、シーベリーは子孫を増やして繁栄していくのだ。」





フルガナ (雄木)





田吾作「フルガナ (雄木) は雌木を受粉させるためのシーベリーである。」



「シーベリーは雌雄異株で受粉には雄木が必要だ。」



「6~7月に花が咲いて、8~10月にオレンジ色の果実が鈴なりに結実する。」





フルガナ (雌木)





田吾作「フルガナ (雌木) は雄木の花粉を受粉するためのシーベリーである。」



「生育が早い早生種で、樹形は直立性、長さ約6~8cmの細葉は表がブロンズで裏がシルバーだ。」



「8月下旬から11月頃まで収穫できる大粒種である。」










田吾作「このようにシーベリーは、栄養価が高いスーパーフードとしてブームになりつつある果樹だ。」



「田吾作ファームは暴風雨が吹き荒れる環境のため、シーベリーは最も適した果樹だと言えるだろう。」



「まだ日本ではあまり栽培されていないので、シーベリーの果実はなかなか入手できない。」



「トマトのように鈴なりに結実するので、いつかシーベリーの果実を食べてみたいと思っている。」



「皆さんも家庭菜園でシーベリーを栽培しては如何だろうか?」


















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