「シーベリー (サジー) はユーラシア原産でグミ科ヒッポファエ属の植物である。」
「和名ではサジーと呼ばれていて、日本には自生しておらず、北海道などで試験的に栽培されている程度だ。」
「外国では5000年以上前から栄養豊富な果物として親しまれていて、現代でもシーベリーを使った化粧品や健康食品は人気がある。」
「日本スーパーフード協会が発表する2020年のトレンド予測では4位にランクインしている。」
「これらの栄養素は厳しい環境に順応するために、シーベリー自らが生成したものと思われる。」
「特に標高が高くて乾燥や寒暖の差が激しい砂漠に自生しているシネンシス系は他の品種より栄養価が高いと言われている。」
「果実は甘味もあるが酸味と渋みが強いため、冷凍して渋みを弱めたり、ミックスジュースにしたり、パイやジャムや果実酒などに利用されている。」
「またサジーオイルは美容成分が豊富なため、日本でも多くの企業が化粧品産業に参入している。」
「そのため砂漠の緑化、土壌侵食防止、汚染還元などに貢献している。」
「秋に実った果実は冬の間も落ちることはなく、鳥に食べられるのを待ち続ける。」
「鳥に食べられると体内で種が急速に成長し、フンとして排出されて新しい土地で芽吹く。」
「こうして厳しい環境の土地は豊かになって、シーベリーは子孫を増やして繁栄していくのだ。」
「田吾作ファームは暴風雨が吹き荒れる環境のため、シーベリーは最も適した果樹だと言えるだろう。」
「まだ日本ではあまり栽培されていないので、シーベリーの果実はなかなか入手できない。」
「トマトのように鈴なりに結実するので、いつかシーベリーの果実を食べてみたいと思っている。」
「皆さんも家庭菜園でシーベリーを栽培しては如何だろうか?」